山口県 わかむすめ 純米吟醸 薄花桜 ～桜を愛でるように～
みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。本日は2月5日ですね。2月5日といえば、そう！日本酒好きの間では有名な「にごりの日」ですね。
さて、本日の一本はこちら
「わかむすめ 純米吟醸 薄花桜 無濾過 生原酒 直汲み」です。これは時々行く酒屋さんで購入してきました。
わかむすめは先月「わかむすめ 秘色 純米吟醸」を頂いていますね。今回は西都の雫という山口県オリジナルの酒米で醸した一本。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと香りは薄らピーチやさくらんぼのような甘爽やかさ。若干パインっぽさも。口に含むと、トロスッキリとした飲み口から微弱な酸味に甘旨味を立体的に感じさせ、余韻はややビターな苦酸味で軽やかにフェードアウト。一杯目は甘味が強く感じられたのですが、２～３杯と飲み進めていくとだいぶバランスがとれてきた感じですね。
２日目になると香りはピーチ＋パインのような華やかなフルーティーさ。口に含むとややトロっとした口当たりから、柔らかくまるっこい甘旨味が優しく広がり、余韻はスッキリと軽快な苦酸味でキレていきます。まろやかで奥行きのある甘旨味。含み香りも爽やかでいてどこか惹き付ける甘味を感じさせます。最後の方になると、薄濁りとなり甘旨味よりも余韻に苦酸味が強めに感じられるようになります。
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山口県 新谷酒造 わかむすめ 薄花桜 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み
原料米 : 西都の雫(山口県オリジナル酒米)
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 16度
原材料名 : 米(国産)・米麹(国産米)
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いやこれ、正直大きな声では言えないのですが、小声で控え目に言って個人的には
まるで而〇 純米吟醸 千本錦の生酒と花〇〇 純米吟醸 山田錦の生酒のいいとこ取りをしたかのような味わいじゃない？
けっこう甘口よりながら奥行きもあり、含み香の抜けの爽やかさと余韻のビターなキレとトータルバランスがとても良く、スイスイと軽快かつ繊細に魅力的に味わえるかと思います。欲を言えば、最後の薄濁りチックな部分での苦味が気になった感じですかね。
「にごりの日」にゴリゴリのにごり酒を飲めなかったのは少々残念ですが、春の訪れと共に頂きたい一本かと思いました。
どうもごちそうさまでした。