石川県宗玄純米石川門　～冷やからお燗まで～

2021年2月11日

みなさまこんばんは。本日は2/11。建国記念日ですね。私の住む地域では穏やかな天気でもう春を思わせるような気候でした。

さて、そんな春を思わせる建国記念日に頂いている一本はこちら

石川県宗玄純米石川門です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。宗玄は昨年11月末に本醸造のにごり酒を頂いていますね。今回は純米の石川門という酒米を使って醸した一本。

この石川門とは

「石川独自の米で石川でしか造れない酒を造る」というコンセプトのもと、うまい酒を造るために特別に育成された石川オリジナル品種の酒造好適米です。

では、さっそくいただきましょう。

グラスをまわすと仄かに熟したリンゴのような香りがふんわりと。口に含むと、ややトロリとした飲み口からスッキリとふくよかで爽やかな甘旨味。余韻は程よくスッキリとした苦味でキレていきます。うーん、お米の旨味が十分に感じられますね。程よくスッキリとした味わいの中にも、お米の艶やかさを滑らかに感じさせる味わいです。意外にしっかりとした芯の強さも感じられ、燗酒もいいかもしれませんね。

２日目になるとスッキリとした青リンゴにアプリコットのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口からまろやかにバランスよく広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でやや短めにキレていきます。余韻に乳酸チックな抜け香も感じられます。

なんだろ、これやっぱり燗つけたいですね。

とりあえず40℃～45℃くらいのぬる燗でいただきます。