福島県 楽器正宗 2021 session4 ~低アルAL添原酒の可能性~
みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしでしょうか。本日で4連休もおしまいですね。気温は夏本番のような暑さで、私は若干すでに夏バテチックな連休最終日でした。
さて、そんな夏バテな連休最終日に頂いている本日の一本はこちら
福島県 「楽器正宗 session4」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。楽器正宗のセッションシリーズは昨年、福乃香で醸したお酒を頂いていますね。
今回頂く楽器正宗のsesson4は「低アルAL添原酒」がコンセプトのようですね。アル添で原酒でいてしかも低アルコール?ちょっと想像が付きにくい味わいですね。まぁ考えてもしょうが無いので
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、爽やかなメロンや葡萄、仄かにリンゴっぽさも。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱な酸味に滑らかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で軽快ながらも優しいドライ感でキレていきます。微弱な酸味が爽やかさを演出しアル添による滑らかさを出しつつも原酒らしい旨味の膨らむボディ感。キレも爽やかで心地よく、ゆっくりと優しく感じさせるドライさが食欲を沸き立たせます。敢えて言うなら、酸味の爽やかさよりも少しもったりとしたアル添原酒の重さっぽさを感じさせる面もあるかな。
2日目になると、香りはほんのりとリンゴのような爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から微弱な酸味に滑らかな甘旨味から余韻にややしっかりと誇張する苦酸味。まったりとまろやかですね。爽やかな酸味を残しつつもやはり醸造アルコールのまったり感はぬぐえない感じかな。最後の方になると、先ほどよりもより爽やかな酸味が広がり、そこまでAL添らしさを感じさせない爽やかさに。(どことなく風の森の秋津穂っぽい感じもあるかな)
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福島県 楽器正宗 session4
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
特定名称 : 特別本醸造
アルコール分 : 13%
精米歩合 : 60%
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裏ラベルには
セッションシリーズではこれまでの既成概念にとらわれず、様々な視点から日本酒を検証し、醸造の可能性に挑戦してまいります。
とあります。
昨今流行のアッサンブラージュ技法など日本酒醸造の可能性を広げるチャレンジは魅力的ですね。
どうもごちそうさまでした。
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