石川県 手取川 純米 無濾過生原酒 12% ~黄昏時に一杯~

みなさまこんばんは。暑い日々が続いていますね。オリンピックも日に日に熱さを増してきている感じですかね。

さて、そんな熱く盛り上がりを見せている日に頂いている一本はこちら

手取川 純米 無濾過生原酒 12% です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。酒屋さんでちょこちょこ見かける手取川。そういえばあまり飲んでいないな、と思いながら原酒で12%という触れ込みと税込み価格の1500円以下という価格の安さにつられ購入。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと甘爽やかなメロンっぽさにどことなくわさびのような酸味。口に含むとややトロリとした軽快な飲み口から軽やかに膨らむ甘旨味に余韻はメロンのような爽やかな余韻。軽快ながらも原酒らしい旨味の膨らみも感じさせます。ん~、けっこう甘味が強いのかな。こりゃまるで練乳メロンシロップのような甘味。2~3杯目になるとややスイカやウリっぽい香りも。口に含むと、シロップのような甘味に微弱な酸味。余韻に葡萄のような爽やかな苦酸味。端的に旨味膨らみつつライトで余韻が軽快な感じ。軽やかに旨味膨らむけど…個人的にはもう一歩欲しいかな。

2日目になると、香りはメロンぽさにややレモンや柑橘っぽさ。口に含むと、トロスッキリとした飲み口から柔らかな甘旨味にややシャープでキレの良い余韻。けっこう甘味が膨らむも、シャープな苦酸味でサラリとキレていきますね。裏ラベルにある通り甘口で甘味をやや前面に感じさせます。うーん、個人的にはもう少し旨味や酸味を感じたいところですかね。

3日目はお休み

4日目になると香りは穏やかにややウリやメロンのような爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかく大きめな甘旨味。余韻はスッキリとした軽やかな苦味でキレていきます。少しだけ酸味が出てきた感じかな。甘酸っぱいシロップのよう。

ん~ちょっと氷を入れてみようかな

お~、ロックいいですね。やや強めの甘味を柔らかく中和してくれます。(それでもまだ甘味は強く感じさせますが💦)

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石川県 手取川 純米 無濾過生原酒 12%

原材料名 : 米(国産) 米こうじ(国産米)

精米歩合 : 65%

アルコール分(Alc) : 12%(原酒)

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今回の手取川 純米 無濾過生原酒 12%、個人的には軽やかで甘味が強く感じられる一本でしたね。けっこう甘味が強かったのでグラスに氷を入れたら、甘口ながらも柔らかい甘味へと変化を楽しめる味わいでした。裏ラベルには「黄昏時に一杯いかがですか?」とありますが、確かにこのシーンでこの日本酒を頂くなら、夕暮れ時のトワイライトタイムにベランダ越しなどで、日の暮れる様を眺めつつ一日の終わりと夜の始まりを楽しみつつ飲んで頂きたい味わいかと感じさせました。

どうもごちそうさまでした。