福島県 楽器正宗 本醸造 垂れ口 ～ペアリングと楽しんで～
みなさまこんばんは。三連休明けの火曜日いかがお過ごしでしょうか。本日は中秋の名月ですが、この中秋の名月と満月が重なるのは８年ぶりとのことです。私の住んでいる場所からは夜21時頃～22時半頃までの短い間でしたが、綺麗な満月を見ることができました。
さて、そんな美しい満月を見つつ頂いている本日の一本はこちら
福島県 「楽器正宗 垂れ口」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。何の気なしにリーチンを眺めていると、「おー、変わらず楽器正宗の本醸造はあるんだなぁ」なんて思いながらうろうろとしていると、店員さんから「こちら楽器正宗の新商品になるんですよ。」との紹介が。「えぇ!?マジで」と聞くと「こちらは楽器正宗の新商品の垂れ口で、値段も中取りと一緒なんですよ」とのこと。確かに無濾過原酒や中取りと違い、ラベルの柄が丸模様で覆い隠されています。
最近はそこまで飲んでいなかった楽器正宗ですが、今回たまたまタイミング良く購入できた新商品。どんな味わいか楽しみですね。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、香りは穏やかながらも、うっすらとマスカットのような爽やかさも。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱な酸味に密度のある甘旨味。余韻はスッとキレのよい苦酸味で、ややじんわりとした余韻を感じさせます。トロリとした滑らかさとキレの良い苦酸味が印象的ですね。２～３杯目になるとバニラっぽい香りも。おー、先ほどよりも爽やかな酸味も程よく感じられるようになり、柔らかな旨味と爽やかな酸味が絶妙に共演してきますね。少しまったりとしたやや緩やかなテイスト感もあり、グイグイ飲ませるというよりも食中酒としてまったりと頂きたいかな。
今夜はやや大ぶりのブリと頂いています。
ん～悪くはないのですが、この楽器正宗に合わせるんだったら、ブリよりもローストビーフの方が美味しくいただけそうかな。
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福島県 楽器正宗 垂れ口
特定名称 本醸造
原材料名 : 米(国産)・米麹(国産米) 醸造アルコール
精米歩合 : 米麹 60% 掛米 70%
アルコール分 : 16度
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新商品の楽器正宗。飲み進めていくと、香りは確かにソーヴィニヨンブランのような甘爽やかさを感じさせますね。しかしこう飲んでいると、どことなく柔らかな旨味に反してか、余韻の苦酸味がやや硬く？感じたりもします。今日は家にローストビーフが無かったのでJUCOVIAの6Pチーズとも合わせて頂いていますが、個人的にはブリのお刺身よりもやはりこちらの方が好みですね。
ん～やはり白ワインなんかを意識して造られた一本なのかな。白ワインチックな雰囲気もありつつも、合わせる料理は海鮮系の料理よりも洋食のややあっさりとした肉系の料理と合わせたい味わいかと。価格もリーズナブルなので、好きなように合せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
どうもごちそうさまでした。