青森県田酒干支ボトル 2022 ～フレッシュな旨味、新年に～

2021年12月29日

みなさまこんばんは。年末の水曜日いかがお過ごしだったでしょうか。今年も残すところあと２日となりましたね。昨日あたりから仕事納めで年末モードに突入した方も多いのではないでしょうか。

さて、そんな年末モードに突入してきた頃に頂いている一本がこちら

「田酒 NEW YEAR ボトル 2022 純米吟醸生酒」です。

こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。毎年恒例の干支ボトルですね。相変わらず、というか年々？人気が高まる干支ボトル。購入した酒屋さんでちょっとお話しを聞くと、インスタに上げたとたんに、平日にもかかわらずどこからともなくお客さんがわらわらと集まってきたとのこと。まぁその地域や店舗などによりますが、昨今の家飲み需要も合いまってSNSにアップすれば時期的にも人は集まりますよね。

では、さっそくいただきましょう。

の前に恒例の干支ボトルの見比べを

今年の干支ボトルはかっちょいいですね～。昨年、一昨年のラブリーでポップなラベルと比べると今年は、まさに田酒らしい力強くパワフルなラベル。2022年の干支ラベルのトラからはまるで「猛虎魂」さえも感じさせる勢い。つーかおもっきし田酒に噛みついていますしね。干支のトラが田酒を欲しているのか、はたまた田酒に渇を入れているのか(笑)

裏ラベル

昨年どこぞの某ブログに「干支の🐄さんがいなくて少々残念」なんて書いてありましたが、今年は裏ラベルに可愛いトラちゃんが田酒ボトルと共にしっかりと描かれていますね。今年は「飲んでくれてありがタイガー」とのこと。干支の絵柄がリトライされてて嬉しいですね。

それでは今年の干支ボトル、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと心地よい吟醸香にうっすら青リンゴっぽさも。口に含むと、ややトロリとした飲み口からフレッシュで微弱な心地よい酸味に滑らかにやや幅のある甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でスッとキレていきます。およそ１年ぶりの田酒の干支ラベル。いやぁ旨いですね。滑らかさのある甘旨味とフレッシュさのある軽快な酸味のバランスとスッとキレる軽快な余韻。余韻にどことなくサイダーのような甘酸味を感じさせるキレも爽快すぎない心地よさですね。２～３杯目になるとラムネやピーチ、イチゴやメロンのような様々な果実香を感じさせフレッシュでトロリとした甘旨味。全体的にややラムネ感を感じさせたりもしますね。生酒らしいフレッシュさとボディ感で飲み飽きさせず、単体でも食中酒としてもイケそうですね。

２日目になるとうっすら爽やかな青リンゴのような香り。口に含むとプチプチとした酸味に旨味が膨らみジューシーで滑らかな味わいに。余韻は程よい苦酸味でやや長めにキレていきます。２日目もいいですね。フレッシュさを残しつつややまろやかで滑らかに膨らむ甘旨味とバランスを整えるかのようなスッキリとした程よいキレ味。若干酸味が弱くなった分お米の甘旨味をよりダイレクトに感じさせます。