山形県 山形正宗 生もと 純米 雄町 ~バランス万能食中酒~

みなさまこんばんは。ゴールデンウィーク中盤の三連休の初日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では、まさに五月晴れらしい天気が広がっていました。

さて、そんな五月晴れの5/3憲法記念日に頂いている一本はこちら

山形県 「山形正宗 生もと 純米 雄町」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。山形正宗は今年の年明けに純吟のうすにごりを頂いていますね。個人的に山形正宗は味わいのバランス感が良い印象があり、今回いただく生酛もとても楽しみです。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、穏やかな中に極うっすらとしたミルキーさ。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかく滑らかなにスッキリとした甘旨味。余韻にかけて雄町の複雑味を軽やかに感じさせスッと心地よい苦酸味でキレていきます。今回は常温で頂いているのですが、やはり山形正宗旨いですね。そこまでボディは膨らまないにせよ、しっかりとした旨味を感じさせ余韻にかけての複雑味と生酛らしい酸味が印象的です。あぁ~綺麗な酒質ですね。どことなく艶やかさも感じさせつつも穀物っぽさも見せてくれます。マグロのぶつ切りと頂いていますがいいですね~。マグロの旨味をしっかりと受け止めてくれる感じ。

2日目になると若いウリや青いメロンのような爽やかさにやや甘いミルキーな香り。それらが入り混じりどことなくバナナっぽさも。口に含むと、トロリとした飲み口から柔らかく滑らかに均一感のある甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で、やや長めにキレていきます。含み香に爽やかなメロンぽさ。いやぁ2日目もいいですね~。本日も常温で頂いていますが素直に旨いですね。磨き65%らしからぬ軽快さ。軽快な中に綺麗な甘味と優しく広がる旨味とキレの良い余韻感。うーん、この溢れ出す万能感。多分お燗にしてもその魅力は遺憾なく発揮しそうですね。

とりあえず58度まで上げてみました。

おぉ!柔らか~。まさに生もとらしいミルキーな旨味の広がりに、雄町らしいふくよかな味わいに爽やかな酸味も感じさせます。この味わいお魚だったらサバや金目鯛などの煮付け、お肉だったら焼き鳥やモツ煮込みなんかとと合わせたいですね。

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山形正宗 生もと 純米 雄町

原材料名 : 米(国産)米こうじ(国産米) 岡山県産雄町 100%使用

精米歩合 : 65%

アルコール分 : 16度

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まぁ、魅力的な食中酒ですね。これ一本あれば様々な料理とのペアリングが楽しめますね。酒質も綺麗で味わいもバランス良く、生酛造りで岡山県産雄町を100%使用しての価格が1600円程度だなんて、まず手に取らない理由がないですね。常温~お燗まで飲み方も料理との合わせ方も幅広く楽しめる一本かと思いました。

どうもごちそうさまでした。