奈良県鷹長菩提もと純米酒生酒 ~ハイカカオチョコと頂きたい一本~

2022年5月13日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では朝から雨が降ったり止んだりとしていました。ここ最近週末こんな天気が多いのは気のせいでしょうかね。

さて、そんな雨降りの週末金曜日に頂いている一本はこちら

「奈良県鷹長菩提酛生酒」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。この「鷹長生酒」は「風の森」を醸す油長酒造がこの時期限定でリリースする一本。昨年の４月には火入れ酒を飲んでいますね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッと糖蜜やみりんのような甘爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口からスパイシーで爽やかな酸味に粘度や糖度の高い甘旨味、余韻は甘爽やかな複雑味で程よくキレていきます。２~３杯程飲み進めていくと、香りはカラメルや焼きリンゴのような感じに。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から柔らかに深みのある甘旨味に爽やかな酸味。うーん、これはもしかして「味わいの濃いリンゴジュースかな？？」みたいな印象も一時ありつつも、旨味やコクもちゃんと感じられるのでそんな浅はかなものじゃないんですけどね。いや本当甘深い爽やかさ。まだ一杯目に感じたスパイシーな酸味を感じさせつつ深い甘味と余韻の甘苦酸味と軽快な複雑味。明日以降の変化も楽しみですね！

２日目になると香りは昨日よりもスッキリとした感じ。ちょっとばかしアプリコットのようなニュアンスも。口に含むとややトロリとした柔らかい飲み口からグワッと膨らむ独特な深みのある甘味にピリリとした酸味。昨日よりも酸味が穏やかになりシュッと纏まってきた感じ。もちろん濃蜜な甘味は感じさせるのですが、どことなくまろやかスッキリと。２~３杯飲み進めるとピリリとしてた酸味が爽やかに感じさせ余韻に甘味の交わる辛味も感じさせるようになってきます。

３日目休肝日

４日目になると蒸れたバナナのような濃熟さとアップルマンゴーのような甘爽やかさが入り混じるような香り。口に含むとトロりとした飲み口からスッと軽めなアタックにグワッと広がる甘旨味。余韻はややライトな複雑味と苦酸味でサラリとキレていきます。４日目にしてだいぶ味わいが纏まってきた感じ。まろやかさもありつつ甘味主体でシュッとキレていく感じ。これはビターなチョコやガトーショコラあたりと合わせたいですね。

たまたま家にあったカカオ70%のカレドショコラと頂きます。

うんんんま！これヤバいね。ややビターなカレ・ドシ・ョコラの甘味に鷹長の爽やかな甘旨酸味！何コレ？？このマリアージュ？？あ~これはまずい。スウィーツ女子にはもってこい。てゆーか、居酒屋さんや日本酒専門店さんで、しれっとこのセットを上手くプロモーションして売り出したら喜ぶ人もいると思うような味わい。魅力的ですね~。