秋田県新政亜麻猫 2020BY ～１年自家熟成の結果～

2022年9月9日

みなさまこんばんは。9月第二週の週末金曜日いかがお過ごしでしょうか。私は所用で山形県の上山温泉へ行ってたんですが、いいところでしたね～。

さてそんな山形帰りの週末に頂いている一本がこちら

「新政亜麻猫 2020BY」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。新政の亜麻猫は昨年６月に頂いていますね。今回頂く亜麻猫は昨年の10月にリリースされた一本です。およそ1年近く寝かせた亜麻猫。どのような味わいでしょうかね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、ライムやミント、ややレモンぽさに木桶感。口に含むと、やや柔らかな飲み口からややフレッシュに爽やかな酸味から、やや複雑味を感じさつつ爽やかな甘旨酸味と程よい苦味でフィニッシュ。んおぉ!?こりゃけっこう酸味強めですね～。けっこう強めな酸味でググッと一気に押し流していく感じ。その強めな酸味から、余韻に掛けて軽快な熟成感を感じさせる甘旨味に木桶感や複雑味を表出させスッキリとした苦味でキレていきます。白麹由来の爽やかな酸味と１年程寝かした軽快な熟成感が絶妙なバランスを醸し出してくれます。余韻のグレフルっぽさもまた爽やかですね。

２日目になると香りはやや穏やかにバニラのような甘さやマスカット、レモン、ミントのような爽やかさも。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から、ややまろやかな甘旨酸味から軽快な複雑味を持たせる苦酸味でサッとキレていきます。ややしっとりとした甘旨味を感じさせつつ、余韻の複雑味と軽快さ。昨日よりも強めな酸味は落ち着いてきたものの、依然酸味のインパクト感は残しつつ爽やかな味わいで纏めている印象を持たせます。