島根県天穏春の月 R4BY ～フレッシュに春を感じさせつつ～

2023年2月28日

みなさまこんばんは。２月の最終日いかがお過ごしでしょうか。今日で２月も終わりですね。早いもので今年もあっという間に２ヶ月が過ぎてしまいました。

さて、そんな２月の最終日に頂いている一本はこちら

「天穏春の月微発泡純米吟醸にごり生原酒」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。天穏の春の月は２年前に飲んでいますね。この春の月は、けっこう良い印象があった一本です。久々に目に付き飲んで見ようかと思った次第です。

では開栓

キャップをあけると

シュワシュアシュワと瓶内発酵の炭酸ガスがよじ登り、瓶底のにごりが舞っていきます。穴あきキャップですが、けっこうガス感強めですかね。キャップを一度開けたら再度閉めて様子をうかがいつつ開栓するのがベター。様子見しているとこんな感じで瓶内がシュワシュワ、ワクワクと楽しくなります。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りは穏やかながらクリーミーにミルキーな爽やかさ。口に含むとややトロリと滑らかな口当たりからフレッシュなガス感ににごりの旨味。余韻はスッキリとややドライにキレていきます。ピチピチとしたフレッシュさに余韻の爽やかなキレの良さが心地良いですね。この微発泡のシュワシュワ感とにごりの旨味と余韻にかけて水酛っぽいニュアンスを感じさせつつ、ドライさを爽やかな酸味で嫌み無くまとめ上げているかのよう。ちまちまと兵庫県産の新物ホタルイカと頂いていますが良く合いますね。お刺身だったらマグロやカンパチなんかもよさそう。

２日目休肝日

３日目になると、香りは爽やかに柔らくミルキーな香りがほんのりと桜色の春風を思わせてくれます。口に含むとやや滑らかな口あたりにプチプチとした微発泡感に包まれた優しくまろやかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でややピリリとした舌上感で程よくキレていきます。

長崎県産の黒むつのお刺身といただきます。