福島県 天宮 純米 夢の香 ~旨味・キレ・バランス良き一本~
みなさまこんばんは。9月21日国際平和デーの木曜日いかがお過ごしだったでしょうか。今日は午後あたりから気圧が大きめに低下してきためか、どうも調子が優れませんでした。週末になるとまた気候が変化するようなので、残暑が落ち着き緩やかに秋口へと向かってくれればなと思います。
さて、そんな気圧の変化を感じさせられた日に頂いている一本はこちら
「天宮 純米酒」です。天宮は久しぶりですね。2年程前に越後屋さんから取り寄せて飲んでいました。今回は時々行く都内の酒屋さんで購入してきました。ちょっとばかしお話しを伺うと福島県の酒屋さんから依頼されて取り扱うことにしたとのこと。
今回頂く天宮は2年前と同じスペックですがラベルが新しくなっていますね。黒地に白文字の天宮に赤字の純米酒の文字。シンプルにかっこいいラベルですね。
では、さっそくいただきましょう。
香りは穏やかに仄かに青リンゴのような吟醸香。口に含むと、ややトロリとした口当たりからやや滑らかにバランス良く膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で程よく、キレていきます。あ~いいっすね。穏やかに旨味膨らみますね。余韻もややキリッとした苦味でしっかりとしたキレの良さ。一杯目からバランスの良さを感じさせてくれますね。2~3杯程飲み進めていくと、柔らかな旨味クリアーに広がっていきますね。そしてその旨味をスッと嫌みの無い苦辛味でキレていく様相。
本日のアテはカンパチでいただきます。
うぅ~ん。旨いっすね~。まぁ間違いの無い組み合わせかと。欲を言うなら天宮の旨味がやや強く感じさせる面もあるのでカンパチよりも中トロ、サーモンあたりの方がより旨味を楽しめる感じかな。
2日目になると香り穏やかに口に含むと柔らかな口当たりからトロリと滑らかな旨味がまろやかに膨らみ余韻はスッキリとした苦味でキレていきます。どことなくクリアーさも残しつつ、旨味の膨らみから余韻にかけて清廉な爽やかさをも感じさせてくれます。いやぁ~、やはりいいすね。変に酸味に頼らず純米の火入れでこんな瑞々しさとキレのバランスを表出させてくれるのはお見事ですね。
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天宮 純米酒 夢の香
アルコール分 : 16度
原料米 : 福島県会津産酒造好適米「夢の香」100%使用
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 : 55%
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素直にバランスの良き食中酒ですね。変に色気を出さず実直な味わいをシンプルに感じさせてくれます。造りの丁寧さをうかがいさせる一本ですね。ラベルからも感じられるような洗煉された気品さをも味あわせてくれる飲み心地。久々に飲みましたが、やはり天宮いいですね。タイミングみて他のラインナップも味わってみたいですね。
どうもごちそうさまでした。
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