長野県 信濃錦 M91 超玄 ~生酒でもお燗で団子を召し上がれ~

みなさまこんばんは。2022年G.Wの初日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では午前中は曇り空でしたが午後から雨降りとなりましたね。今年のG.Wは5/2(月)と5/6(金)が平日で、両方ともお休みならば10連休ですね。私は基本的に平日は仕事なので10連休とはなりませんが、適度に仕事を挟んだ?G.Wを楽しみたいと思います。

さて、そんな連休初日に頂いている一本がこちら

長野県「信濃錦 超玄 M91 」です。こちらは極稀に行く酒屋さんにて購入してきました。信濃錦はこのブログではお初ですね。

こちらのお酒、蔵元のHPには

■超玄(ちょうげん)
・純米酒
・地元上伊那にて栽培期間中農薬を一切用いずに契約栽培された特別栽培米を全量用いた低精白純米酒です。超玄(くろ)い米ということから「超玄」と名付けましたが、この宇宙を表そうとしている「超弦理論」へのオマージュでもあります。超玄い米がら生まれる日本酒の五味の調和した味わいを、生酒でありましても「熱燗」からお楽しみください。

とあります。

「生酒でありましても「熱燗」からお楽しみください。」とありますが、申し訳まりません花冷えからいただきます。

グラスを回すと青いウリやスイカの緑の部分のような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から低精白らしいやや堅めのニュアンスを感じさせる甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でやや長めにキレていきます。グラス1杯目はやはりやや堅めな印象もあるが滑らかな舌触りに余韻にちょい渋味。けっこう爽やかな印象もあり、なかなか魅力的な味わいですね。

2日目になると香りは若干アルコール感のあるバナナっぽさ。口に含むとややトロリとした飲み口から爽やかな酸味に奥行きのある甘旨味。余韻はややもったりとした複雑味と苦酸味でキレていきます。いやぁ飲ませてくれますね。昨日よりも角が取れまろやかになってきましたね。

熱燗で頂きます。

「うんまっ」

おぉ~こりゃお米の香りが開きますね~。まさに蒸れたお米の香り。口に含むとゆっくり柔らかく花開くお米の味わい。いやぁあ旨いっすね。スッキリとした中にお米の旨味がゆっくりじんわりと広がっていきます。不思議と中盤から余韻にかけて爽やかな酸味も感じさせライトな印象も持たせますね。なんだろ面白いですね。やはり原材料のお米をあまり磨いてない為か、どことなく素朴なお煎餅のようなニュアンスも。

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長野県 信濃錦 M91 超玄

原材料名 : 米(長野県産)米麹(長野県産米)

精米歩合 : 91%

アルコール分 : 16度

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購入させて頂いた酒屋さんからは

「燗冷ましが美味しいですよ!」とお話しを頂き実際、熱燗60℃あたりまで上げてチビチビと飲んでいたのですが、確かにいいですね~。おでんなのどの出汁の利いた料理と頂きたくなりますね。3日目のラスト1.5合程も熱燗から燗冷ましあたりで飲んでいますが、こりゃまるでみたらし団子やゴマ団子のような味わいですね。(いややっぱ五平餅かな(笑))

どうもごちそうさまでした。