新潟県 月不見の池 alternate take ~4年に1度の味わいを~

みなさまこんばんは。8月初日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では昨日の夕方非常に強い豪雨に見舞われました。埼玉や都内の一部では冠水するほどの大雨でしたね。

さて、そんな豪雨の翌日8月の初めに頂いている一本はこちら

月不見の池 alternate take 2024です。こちらはぼちぼち行く酒屋さんで購入してきました。見慣れない月不見の池があるなぁ、と思っていたらこのお酒は4年に1度しかリリースされない一本だそうです。

蔵元のnoteによると

通常の月不見の池シリーズとは一線を画した酒質を目指すお酒と位置づけ、四年に一度、原料米に越淡麗を使用することを条件に醸すハレのお酒です。

とのことです。

4年に1度しかリリースされない特別なお酒どのような味わいか楽しみですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと艶やかに香る爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口からやんわりと膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。あ、これいいっすね!旨味の柔らかさと余韻の爽やかな酸味が心地良いですね。2~3杯程飲み進めてくと、繊細に心地良い酸味が広がり、柔らかく上品な旨味が広がっていきます。いやぁ、この酸味の出方のバランスがいいっすね~。甘味主体なジューシーさではない、旨味主体的なジューシーさ。こういったコクさえも感じさせる品のある旨味と酸味は飲み飽きさせませんね!

アテは真鯛のお刺身といただきます。

くぅ~!やや淡泊ながらも新鮮な旨味を味あわせてくれる真鯛に良く合いますね!気品あるジューシーな旨味との相性が絶妙ですね!

2日目になると香りはスッと秀麗に艶やかな爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から、柔らかく艶やかな旨味に微弱な酸味を纏わせつつ、余韻はスッと爽やかな苦酸味で程よくキレていきます。含み香りは葡萄のような爽やかさ。2日目も旨味を主体とした艶やかで爽やかな飲み心地で美味しいですね~。

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月不見の池 alternate take 2024

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

アルコール分 : 16度

原料米 : 糸魚川市早川谷産越淡麗100%

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これ裏ラベルには精米歩合が書いてありませんが、実は70%精米なんですね。このくらいの精米歩合でも上品で艶やかな旨味と爽やかな酸味を出せるなんて、特別なお酒とは言わずに年1くらいで出してもらいたいくらい魅力的な味わいですね。

どうもごちそうさまでした。