福島県 会津娘 純米吟醸 穣 片門 生酒 ~土産土法の酒造り~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。今年も残すところ10日を切りましたね。年末に向け何かと忙しくなる時期ですが昨日の冬至を越えこれから少しずつ日が長くなっていきます。

ちょっと時間を見つけて永昌院というお寺に行ってきたのですが、景色も良くいい雰囲気でしたね。また春先にでも来たくなる場所でした。

さて、そんな景色と雰囲気を楽しんできた週末に頂いている一本はこちら

「会津娘 純米吟醸 醸 片門 生酒」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。会津娘は今年の2月に雪がすみの郷を頂いていますね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとふわりと鼻孔をなで回すメロンやピーチのような心地よさ。口に含むと絹のような繊細な口当たりから柔和に蕩けるような甘旨味。余韻はスッとクリアーな苦酸味で柔らかくキレていきます。いやいやいや、こりゃ一杯目から素晴らしい味わいですね。あ~!そうそうそう、このパウダリーにエキス感のある旨味。今年の冬に飲んだ雪かすみの郷を思い返しますね~!生酒らしくも主張し過ぎないフレッシュさにこのお米の旨味の艶やかさよ。旨味だけでなく甘味もしっかりと感じさせ質感と共にバランス感の高さも感じさせてくれます。

アテは真鯛のお刺身とマグロのブツと頂きます。

まずは、真鯛のお刺身から

ん~やや淡泊な真鯛にはちょっと旨味が強い感じかなぁ。もう一歩といった具合。続いてマグロのぶつ切りと頂くと

旨い!こりゃあ旨いっすね~!マグロ推しの鮮魚店で買ってきたブツですが、この会津娘に良く合いますね~!

2日目になるとうっすらと爽やかなメロンのよう。口に含むと、ややトロリとした飲み口から滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッと心地良い苦酸味で程よくキレていきます。2日目も旨いっすね~。絹のように繊細にてまるで綿飴のような甘旨味。余韻のキレもスッと嫌みのないシームレス感。ブレない芯のようなものも感じさせ変わらずバランス感もいいっすね。

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会津娘 純米吟醸 醸 片門 生酒

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 55%

アルコール分 : 16度

原料米 : 会津坂下町産 夢の香100% 栽培圃 片門ノ平 2024年産                            2024.11仕込 2024.12蔵出

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「一田一醸」というひとつの田んぼからひとつの商品を作るという理念のもと造られている会津娘の穣シリーズ。また今後も他の田のラインナップも味わってみたいですね。

どうもごちそうさまでした。