京都 白杉酒造 shirakiku black label 純米無濾過生原酒 vibrant ~コシヒカリ×黒麹の旨さ~

2019年5月12日

みなさまこんばんは。G.Wも残すところあと2日となってしまいましたね。今日あたりから帰省ラッシュが始まった頃でしょうか。いたるところで渋滞が起こってそうですね。

さて、本日の一本はこちら

白杉酒造「シラキク ブラックレーベル 純米無濾過生原酒 ヴィブラント」です。

この蔵の日本酒は初めて飲みます。たまに行く酒屋さんで見かけ、ジャケ買いならぬボトル買いで購入しました。

これのぱっと見は、お酒をまったく嗜まない人がみたら間違いなく「ワインかな?」と思ってしまう一本ではないでしょうか。ボルドー型のボトルに日本酒が入ってるなんてなかなか面白いですね。先日飲んだ「作Z」もボルドー型のボトルに近い感じですが、こちらの方がよりボルドーワインのボトルっぽいですね。

こちらの日本酒は黄麹ではなく、黒麹を使って仕込んでいるそうです。白麹は田酒の夏酒や新政あたりが使っていますが、黒麹はあまり聞きませんね。

そんなボルドー型ボトルで黒麹を使った日本酒果たしてどのような味わいでしょうか。

では、さっそくいただきましょう。

こう見るとまさに白ワインを飲んでいるかのような絵面ですね。(ボルドーワインは赤ワインが多いので、白ワインはあまりないのですが)

グラスを回すと白桃やマスカットのような香り高く、甘美なフルーティーさが感じられます。口に含むと爽やかな酸味から白桃やマスカットを思わせるような軽快で果実味あふれる甘旨みとフレッシュなジューシーさ。

飲み始めはコシヒカリの香りや味わいが何となく感じられたのですが、飲み進めると美山錦と間違うほどに、わからなくなりました(笑)

いやーこれは好みですね。ミネラリーな甘酸っぱい酸と程よい甘旨みとコク。キレがよいのにあまり苦みを感じませんね。

2日目は酸味がやや穏やかになってきたものの全体的なバランスが整ってきた感じでコクとちょい苦みを感じられるようになります。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、食前酒としてブルスケッタやクロスティーになどと合わせてみてはいかがでしょうか。

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白杉酒造「シラキク ブラックレーベル 純米無濾過生原酒 ヴィブラント」

原材料 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 60%

原料米 全量「コシヒカリ」丹後産

アルコール分 15度以上16度未満

仕様 無ろ過生原酒・酒母黒麹仕込み

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ジャケ買いならぬボトル買い正解しました。私の好みに合う一本でした。いやー、これは黒麹がなせる技なのでしょうかね。少し群馬県の咲耶美にも近い気がしますが、どちらかといえばこちらの方が酸味と甘旨みとコクのバランスがまとまっているかんじですかね。機会があれば飲み比べしたいですね。

どうもごちそうさまでした。