三重県而今純米吟醸千本錦火入れ 2019BY ～穏やかに軽快に～

2020年12月22日

みなさまこんばんは。年末の様相を感じさせる12月の下旬いかがお過ごしでしょうか。毎年、年末が近づくにつれ「あ！年賀状やらなきゃ！車のタイヤスタッドレスに変えなきゃ！美容室！歯医者！予約しなきゃ！」と、挙げると切りなく焦りとやるべきことが入り混じる時期になりました。

さて、そんなやるべきこと入り混じる時期に頂いている本日の一本はこちら

而今純米吟醸千本錦火入れ 2019BYです。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。而今の千本錦の火入れは昨年も飲んでいますね。今年もたまたまタイミング良く購入することがでいました。

では、さっそくいただきましょう。

香りは仄かにピーチのような穏やかな甘爽やかさ。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から微弱な酸味が心地よくバランスの良い甘旨味と合いまってか、程よく滑らかに艶やかでクリアーなジューシー感。余韻はスッキリと軽快にやや甘さを感じさせつつサラリとフェードアウト。一年ぶりの千本錦の火入。いやぁ、やはりシンプルに旨いですね。昨年よりもやや甘旨味控え目な感じですが、これでも十分、而今の千本錦らしい甘旨味を感じさせ、スイスイと盃を進ませます。

２日目になると香りはスッキリ爽やかなピーチのよう。口に含むとややトロリとした飲み口から、程よくバランス良くスッキリと広がる甘旨味。余韻は爽やかで軽やかな苦酸味でスッキリとキレていきます。スッキリとクリアーで軽快な中にも、まだどことなく硬さが残る印象。酸味が穏やかにややまろやかになるももう少し日をおきたい感じかな。

５日目になるとスッキリとやや甘爽やかな香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口からスッキリと穏やかながら爽やかな酸味に程よい甘旨味。余韻はスッキリとした軽快な苦酸味でスッキリとキレていきます。少し余韻の酸味が強めかな。