埼玉県 花陽浴 純米大吟醸 美山錦 無濾過生原酒 ~飲み比べの魅力~
みなさまこんばんは。G.W最終日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では朝から曇りがちな天気で午後は一時的なスコールのような雨も降ってきました。
今日天気が崩れることがわかっていたので、昨日早朝より山中湖方面へ行き、石割山から平尾山へと登ってきました。
平尾山へは初めて登ったのですが良い景色でしたね。石割神社の駐車場から、登って石割山~平尾山へと行ってきたのですが、富士山と山中湖の絶景を拝むことができました。さっと登りさっと下ったあとは、山中湖畔のカフェでTKGモーニング。
グルテンフリーで満足感ある健康的な朝食でした。
さて、そんなG.Wを過ごしていた連休最後に頂いているお酒がこちら
「花陽浴 純米大吟醸 美山錦 無濾過生原酒」です。こちらは極たまに行く酒屋さんで購入してきました。花陽浴は先月「THE MATCH」を頂いていますね。
この「花陽浴 純米大吟醸 美山錦 無濾過生原酒」は毎年11月にリリースされます。このお酒が販売されてくると、「あぁ本格的な新酒の時期だわなぁ」と思わせてくれます。本来ならば買ってすぐ飲めばいいのですが、どうしても魅力的な生酒豊富な時期というのもあってか、開栓のタイミングを逃してしまいがちです。
そう、タイミングを逃してしまうんですよね…
そんな開栓のタイミングを逃し….もとい密かに寝かせておいた、一昨年の同じスペックの花陽浴がありましたので、ちょっと飲み比べてみようと思います。
では、さっそくいただきましょう。
まずは今期、昨年11月にリリースしたものから
グラスを回すと花蜜のようなフローラルな香り。口に含むとややトロリとした飲み口から滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦味で程よくキレていきます。おー一杯目から甘味がありつつもバランスのとれた味わいですね。しっとりとした甘味のバランス感なのかな。酸味はそこまで強くなく、極微細に余韻にかけて感じさせる程度。含み香りは花陽浴特有の爽やかなパイン感。
続いて一昨年のモノ
グラスを回すとやや甘重さのある蜜さのある香り。口に含むとトロリとした飲み口から濃醇な甘旨味が膨らみ余韻はスッキリとした苦味でキレていきます。おぉ!?こりゃ旨いっすね!2年半程寝かしたのでちょっとどうかな?と思っていたのですが全然イケますねぇ。むしろ甘旨酸味がより濃醇に出てくる感じ。いや不思議、というか凄いですね!2年半も置いたのに依然としてフレッシュな酸味さえも感じさせてくれます。
こう飲み比べてみるとあからさまに味わいの違いがハッキリと出てきますね。個人的には断然22年モノの方が好みですね。こうやって飲み比べてみるとどうしても今期の23年モノは味わいが浅く飲み応えに掛けてしまう、そんな思いさえも感じさせてくれます。
2日目になると今期のモノの香りは甘爽やかなパインのよう。一昨年のモノはしっとりとした穏やかなさ極うっすらパインぽさ。口に含むと今期の方は昨日よりも旨味がのってきた感じ。甘旨酸味に余韻にやや苦辛さ。続いて一昨年の方は旨味滑らかに余韻は爽やかさを伴う苦辛味。やはり2日目も味わいの違いがはっきりと出てきてますね。
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花陽浴 美山錦 純米大吟醸 無濾過生原酒
アルコール分 : 16度
原材料名 : 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合 : 48%
美山錦 : 100%使用
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せっかくのG.Wということもありビンテージ違いの花陽浴の飲み比べ楽しませてもらいました。結論的に言うと、22年リリースの美山純大生酒に関しては、2年半経った今でも十分美味しく頂ける、というかむしろ若いシャバさが抜けてより濃醇でディープな花陽浴らしい甘旨酸味を味わせてくれました。もし、22年ものの花陽浴を5℃以下で保持している方で、ひねりなどの味わいを気にしてましたら、「安心してください、まだイケますよ!」
ここに来てまた新たな花陽浴の魅力を体感させてもらいました。
どうもごちそうさまでした。
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