福島県 冩楽 純米吟醸 備前雄町 ~キュートな旨酸味が可愛らしく~
みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。本日は祝日と土曜日の間の金曜日私は仕事だったのですが、お休みの方もいるかもしれませんね。気がつけば早いもので今日が9月最後の金曜日だったりするんですね。
さて、そんな9月最後の金曜日に頂いている一本はこちら
冩楽 純米吟醸 備前雄町 です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。冩楽は先月、純米吟醸の酒未来を頂き、今月頂くのはこの備前雄町の一回火入です。冩楽の備前雄町火入を頂くのはおよそ2年ぶりです。昨年は備前雄町の生酒を4月に飲んでいます。正直2年前の記事を見返すと、恥ずかしながらなんとも内容の荒さが散見されますね…。今回はもう少しまともに書きたいところですね。
では、2年ぶりの冩楽 純米吟醸 備前雄町 一回火入。さっそくいただきましょう。
グラスを回すと穏やかながらうっすらとピーチやマスカットのような爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から、やや硬さのある甘旨味に微弱な酸味が余韻の程よい苦味と共にキレていきます。ちょっと硬さが出ている印象かな。先週リリースされたもので、およそ一週間ほど間を開け頂いていますが、やはり一杯目は硬さの残る印象。ジューシーな程酸味は感じられず、穏やかな味わいにキレ感を重視したようにも。2~3杯目になると、香りはピーチやメロンを思わせるような甘爽やかさ。スッキリとした甘旨味がやや滑らかに余韻はシャープな苦酸味でフェードアウト。奥行きにどことなく旨味を感じさせ、味わいに幅や輪郭を持たせつつも、スッキリとスマートかつシャープまとめ上げている印象。
2日目になると、香りは巨峰チックな爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口からややまろやかな甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや長めにキレていきます。うん、こりゃ旨味がキュートですね。昨日よりもやや硬さがとれてきた感じで、どことなくイチゴのようなキュートで爽やかな旨酸味が可愛げを感じさせます。この可愛らしさをキュッと〆ていく余韻がまた心地よいですね。最後の方になるとまったりとした甘旨酸味がやや滑らかかつ爽やかに感じさせます。
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福島県 冩楽 純米吟醸 備前雄町 2020BY
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 : 岡山県産 雄町 100%
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 16度
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久々に頂いた備前雄町の火入れ。初日はやや硬さを感じさえましたが、2日目のキュートな旨酸味が魅力的に感じさせてくれました。先月頂いた酒未来の方がジューシーな酸味が感じられましたがこちらは2日目にしてキュートな旨酸味を楽しませてくれました。これは4合瓶じゃなくて一升瓶でゆっくりと味わいの変化を楽しんでもいいかな、なんて思わせてくれました。
どうもごちそうさまでした。
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