長野県小布施ワイナリーソガヌメロシス 2024 ～魔性系の媚酒～

2025年2月24日2025年3月6日

みなさまこんばんは。週末の三連休いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域は心地の良い青空が広がっていました。もちろん肌寒さはあったのですが昨日、空の青さに引き寄せられロードバイクで神奈川県の宮ヶ瀬ダムに行ってきました。

この時期はどうも登山をする気になれず、ロードバイクで安全な舗装路を登ったり下ったりしていました。天気も良く気持ち良くサイクリングができました。

さて、そんなロードバイクを楽しんできた週末に頂いている一本がこちら

小布施ワイナリーソガペールエフィスヌメロシス 2024です。こちらは年１程度行く酒屋さんで購入してきました。今回頂くのは先月リリースされたイケダロットです。小布施の日本酒は昨年は４月にリアサケナチュレルを頂いていますね。今年は久々のヌメロシスイケダロット。どんな味わいか楽しみですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスっとにウリや蜜っぽさにひっそりと柑橘っぽさも。口に含むとやや硬質な口当たりからスレンダーに伸びゆく甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でこそばゆくキレていきます。いやぁこれは妖艶ですね～。この余韻にかけて伸びゆく艶やかな旨酸味。そこからキレよくも優しさをも感じさせる心地良い余韻。いやいやいやこれは一杯目から魅惑過ぎませんかね(笑)２～３杯飲み進めるとやや爽やかな酸味が出てきた感じ。甘旨酸味がスレンダーに広がっていきます。あ～この余韻の生酛感がまたいいっすねぇ～。

アテははっかくのお刺身と頂きます。

ん～うんまいね！はっかくの淡泊ながらもしっかりと脂の乗った旨味にしれっと寄り添ってくれますね！まさに料理の邪魔をしないまるでお手本のような寄り添い具合。うまく言えないけどペアリングやマリアージュなんかとはまた一線を画すような料理との寄り添い具合なんですよね。

２日目になると香りは穏やかにうっすらと柑橘っぽさ。口に含むとややトロリとした口当たりから滑らかかつまろやかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとやや軽快な苦辛味で程よくやや爽やかにキレていきます。２日目もいいですね。余韻にかけてどことなく生酛らしい複雑味を感じられるもいい具合。しかし骨格はやはりスレンダー。