福井県 黒龍 干支ボトル 2024 辰年 ~新年を迎えると共に~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では青々とした冬空が広がっていました。そんな中、昨日ちょっと時間ができたので、今年の山始めに山梨県の杓子山に登ってきました。

 

忍野村から立ノ塚峠に向かい杓子山へ登り不動湯の方へ降りてきたのですがまぁ早朝は寒かったですね。朝7時前から登り始めたのですが、車の外気温計では氷点下-7℃となっていました。山行時に風があまり吹いてなかったのは良かったです。(これで強い風は吹いていたら登らなかったかもしれません)

さて、そんな山行をしてきた週末に頂いている一本がこちら

「黒龍 干支ボトル 辰年」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。黒龍の干支ボトルは昨年も飲んでいますね。本当はもう少し早くに飲もうと思っていたのですがあれよあれよと1月の半ばになってしまいました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッと甘美に麗しさを纏うような甘爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から緻密な密度感のあるクリアーな甘旨味。余韻はスッと心地良い苦味でフェードアウト。いやぁ~やっぱ旨いっすね。生酒らしいフレッシュさも感じさせつつ、凜とした綺麗な味わいとなってますね。

アテは脂の乗ったイワシのお刺身と頂きます。

くぅ~絶妙!旨い!確かに旨いが、黒龍の繊細さとやや大味で旨味の乗ったイワシの刺身じゃぁちょっと釣り合わないかなぁ。やはりお正月に頂く御節料理で数の子や田作りなんかとちょこちょこと飲み食いしたい感じかな。

2日目になると香りはうっすらとコクのあるかのようなややミルキーなニュアンス。口に含むとややトロリとした飲み口から口の中で柔らかに雫が弾けるような味わい。余韻はスッと心地良くもキレの良いメリハリ感のある苦味。いやぁ面白いですね。2日目になるとどことなく生酛チックなニュアンスを感じさせる味わい。柔和にメローで透明感のあるミルキーな旨味。艶々としつつも丸く、柔らかく生酒らしいフレッシュさの残る爽やかな余韻ですね。

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福井県 黒龍 干支ボトル 辰年

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

使用米 : 国産山田錦100%

精米歩合 : 40%

アルコール分 : 17度

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今年も楽しませてもらいました。黒龍の干支ボトル。やはり旨いっすねぇ。今年は特に2日目にのミルキーな味わいが印象的でしたね。干支ボトルというと、近年は様々な蔵元が干支のお酒をリリースしています。そんな中でも黒龍の干支ボトルは田酒や新政のように購入難になることなく、また贈答用としても十分な味わいと気品がある一本かと思います。

どうもごちそうさまでした。