広島県 雨後の月 純米吟醸 無濾過生原酒 ~サッパリとした肉料理と共に~

みなさまこんばんは。ここ数日は小春日和のような日中暖かく過ごしやすい陽気が続いていますね。ただその分花粉症の方はけっこう大変な思いをしているかと思います。私の周りにもちらほらお見かけします。

さて本日は3月13日。3と3の間に1があるのでサンドイッチの日らしいです。最近ほとんどサンドイッチを食べることがなくなったのですが、、久々に新鮮なレタスとトマトとベーコンが挟まれたサンドイッチが食べたいな、と思いました。

さて、そんなサンドイッチの日に頂く一本がこちら

広島県 「雨後の月 純米吟醸 無濾過生原酒」です。

これは昨年末に発売された季節限定ラベルのお酒のようです。まだ近くの酒屋さんで売っていたので、購入してみました。(サンドイッチと全く関係なくてすみません)

雨後の月は外飲みで何度か飲んだのですが、家飲みでは初です。

広島県呉市にある相原酒造は昨年記憶にも新しい西日本7月豪雨災害にあった蔵元です。幸い蔵元やお酒などは甚大な被害は免れたようですが、交通網の遮断などで商品の発送などがとても大変だったようです。

そんな昨年の大変な時期を乗り越えてきた一本、果たしてどのような味わいなのでしょうか。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと薄い洋梨のような香りやセメ臭のような香りがします。

口に含むとややとろりとした飲み口からやや角張ったような甘さと、ピリッと舌に感じるやや長めの苦さがある余韻を感じます。ラベルには書いてありませんが八反錦のような味わいです。

芳醇旨口系なのかな?少し甘味が強く感じる部分もあるのですが、それを余韻の苦みが良い感じに打ち消してくれます。

2日目に飲んだ味わいは少し苦みが強くなり、甘味がまろやかになった感じですかね。

この日本酒に何か食べ合わせるとしたら豚や鶏などの肉料理をイメージしました。豚肉だったらしゃぶしゃぶ、鶏肉だったらスモークチキンや棒々鶏など、比較的さっぱりとした豚や鶏料理と合わせてみたいですね。

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「相原酒造 雨後の月 純米吟醸 無濾過生原酒」

日本酒度 +3

酸度 1.6

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 麹米50%  掛米60%

使用酵母 協会9号

アルコール度 17度

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この日本酒は最後までトロリとした甘味を残し、ピリッと舌に感じる切れの良い苦みを感じさせますね。無濾過生原酒なのですが、私はあまりフレッシュな酸味やガス感などは感じられませんでした。販売の時期的にもこのお酒はお正月などの宴席で飲むお酒なのではないかなと思いました。

どうもごちそう様でした。