長崎県 重家酒造 よこやまSILVER 純米吟醸 火入 ~非の打ち所の無い美酒~

2019年3月11日

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では朝から気持ちの良い晴天が広がっており、私は昼間、山梨県の甲府近辺へドライブに行ってきました。道中甲府盆地からは鳳凰三山や八ヶ岳などが綺麗に雪化粧した姿が見ることができました。

さて、そんな綺麗な景色を拝めた今夜の一本はこちら

長崎県 「重家酒造 よこやまSILVER 純米吟醸 火入」です。

この日本酒は昨年28年ぶりに壱岐島で日本酒造りを復活させ、一部で話題となった重家酒造の日本酒です。ツイッター等でちょこちょこ拝見していて、「こんな日本酒があるんだなー」程度に思っていたのですが、偶然にも近所の酒屋さんでこの日本酒を取り扱っており、在庫が数本あったので購入してみました。

ラベルにはしっかりと「復活 壱岐島での日本酒造り」とアピールしております。この壱岐島は麦焼酎発祥の地とも言われるほど、麦焼酎では有名な産地ですが、以前は日本酒も多く作られていたそうです。それが時代と共に減少していき、壱岐島での日本酒の造りはなくなってしまいました。

そんな中、昨年壱岐島の重家酒造がで日本酒造りを復活させ、新たなブランドとして、この「よこやま」を発表しました。これは楽しみな一本です。

「重家酒造 よこやまsilver 純米吟醸 火入」

果たしてどのような味わいなのでしょうか。

さっそくいただきましょう。

グラスを回すと火入れだからでしょうか、香りは穏やかで若干メロンや乳酸のような軽く甘い香りが仄かに香ります。

口に含むとトロリとした飲み口で非常にクリアーで透き通るような甘旨みと優しいコク。余韻に若干の苦み。甘味の中にメロンと乳酸が混じり合ったメロンミルクキャラメルのような、優しくもしっとりとした甘さとコク。

ん~、悩ましい程旨いですね。山田錦をこのような味わいに感じさせるのは、昨年飲んだ齋彌酒造の「美酒の設計」を思い返します。繊細で優しいタッチの味わい。而今や花陽浴とはまたひと味もふた味も違った味わい。火入れだからか、酸味は抑えられており、そこら辺は好みが分かれそう。

しかし非常にバランスの良い一本ですね。アテがなくとも単体でスイスイとイケてしまいますが、もしこの日本酒に何か食べ合わせるか考えたとこと、秋刀魚やホッケなどの焼き魚やブリや鯛などの煮魚に合わせてみるのもよいかと思いました。

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「重家酒造 よこやまSILVER 純米吟醸 火入」

原材料名 米(国産)米麹(国産米)使用米 山田錦100%

精米歩合 掛米55% 麹米50%

アルコール分 16度

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これはシンプルに旨いですね。後半になるとより甘旨みが増してきます。しかし、久々にここまでバランスのとれた日本酒を飲んだ気がしますね。最後まで透き通ったクリアーな甘旨みは、なかなか飲兵衛を魅了してくれます。価格も1600円台とそこそこお手頃なので、気になった方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。