栃木県若駒酒造雄町90 無濾過生原酒　～精米歩合90の雄町の男らしさ～

2019年7月6日

みなさまこんばんは。今日は週末土曜日。関東地方はどんより曇り空でしたね。そんな天気にかかわらず、私は現実逃避のために神奈川県の藤野町にある三国山、生藤山あたりをガスがかってもやもやしている中ふらふらと山行してきました。

さて、そんな山行後にいただく一本がこちら。

若駒　雄町90 無濾過生原酒です。若駒は先日愛山90の無加圧を飲み、その味わいのインパクトに驚きを覚えました。そんな愛山90に魅力を感じつつ、先日結城酒造の雄町90をたまたま購入できたので、その飲み比べの意味も込めて今回購入しました。

では、さっそくいただきましょう

グラスを回すと香りは青リンゴやバナナのよう。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からバナナのような程よい甘旨みとフレッシュな酸味。余韻にくっきりとした苦みでスッキリとキレます。雑味なくスッキリクリアーな味わいですね。しかし、先日飲んだ愛山90無加圧のインパクトが強すぎて、どうも見劣りしてしまう部分があります。

２日目になるとやや苦みや酸味が全面に出てくる印象。しかし大きくバランスが崩れることなく、やや辛口目な味わいを醸しつつ上品にまとめています。

しかし、これが精米歩合90のお酒となると感覚がおかしくなりますね。前回投稿したmichiko90もそうですが、ほとんどお米を磨かずにこの味わいが出せるのは本当に魅力的です。

michiko90と比べると、やはり男性杜氏が造っているためか、michiko90にはそこまで感じなかった芯のある力強さを感じます。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、マグロやカツオなど少し脂の乗ったお刺身と頂きたいですかね。