栃木県 若駒 愛山90 しずく搾り ~愛山のジューシーさと造りの味わいを官能~
みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日ですね。いかがお過ごしでしょうか。ようやく暑さも一段落した様相ですが、お盆明け&先週までの暑さの疲労が出始めている頃かもしれませんね。私は、やや体が重かったものの仕事終わりに軽く30分程度ジョギングをしてきました。
さて、今夜の一本
「栃木県 若駒酒造 若駒 愛山90 しずく搾り」です。
こちらは横浜にある酒屋さんで購入してきました。先日若駒酒造と新たに取引を始めた酒屋さんが夏祭りのイベントを開催しており、その際に購入した一本です。
若駒酒造のお酒はこのブログでも何度か取り上げています。若駒酒造は特に低精白で強みを発揮している蔵かと思います。(前回飲んだのは雄町50でしたが)
さて、そんな若駒酒造がこの夏リリースした一本「愛山90 しずく搾り」。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すとバナナやストロベリー、パッションフルーツのような甘酸っぱく、フルーティーで華やかな香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から微弱で心地よい酸味とクリアーな甘旨みが絡み合ったジューシーさ。余韻に程よい苦みでスッキリキレます。
スッキリしている中にクリアーな甘旨味とジューシーな甘酸味と飲み心地の良いコクと旨味。そしてそれらを支えるかのような微弱な酸味と余韻の苦み。
いやー、旨いですね。実に甘旨ジューシー。少しだけ甘さがべた付き苦みと共に余韻に残るような感じもあるものの、それを上回る飲み心地と味わいがありますね。
これはなんだろ?どうして磨き90%でこんな味わいができるのかな?ちょっと前に飲んだ無加圧もそうでしたが、本当に魅力的で飽きが来ない味わい。
2日目になるとまろやかさに加えてボリューミーな膨らみとドカッとした甘旨み。これは好みが分かれそうな味わい。これはこの時期らしくオンザロックで頂きたいかな。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、トロやサーモンなんかの少し脂の乗ったお刺身なんかかな。
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栃木県 若駒酒造 若駒 愛山90 しずく搾り 無濾過生原酒
原材料 米(国産) 米麹(米麹)
原料米 愛山 100%
精米歩合 90%
アルコール分 16.5度
使用酵母 T-ND T-S
醸造年度 2018BY
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裏ラベルには製造年月日が今年の4月ですが、出荷が今月の8月になっていますね。敢えて蔵元で出荷時期を選んだのですかね。しかし新政同様、製造年月と出荷年月をラベルに記載していることは好感が持てますね。
それにしても若駒90は見事ですね。ちょっと前に飲んだ無加圧もそうですが、低精白ながらお米の重さを感じさせず、そのお米の旨味を十分に感じさせつつ、かつジューシーで爽やかに飲ませてくれるこの味わいは本当に好みです。今後も若駒のお酒はちょいちょい気にかけたいと思います。
どうもごちそう様でした。
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