佐賀県鍋島純米吟醸五百万石オレンジラベル　～オレンジはフレッシュで～

2020年1月8日

みなさまこんばんは。週の真ん中、水曜日いかがお過ごしでしょうか。正月休みも明けゆっくりと仕事モードに向かっている人もいるのではないでしょうか。

さて、そんな正月明けに頂く一本はこちら

佐賀県富久千代酒造鍋島純米吟醸五百万石オレンジラベルです。これは時々行く酒屋さんで購入してきました。オレンジラベルの火入れは飲んだ事があるのですが、生酒はなかったので気になり手に取りました。

鍋島は昨年特別純米のClassicを飲みましたが、今回は純米吟醸のオレンジラベル生。先月購入し、お正月休み中に飲もうと思っていたのですが、タイミング上、今日に至りました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りはオレンジやミカンのような爽やかな柑橘類のような香り。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から舌先にフレッシュな酸味を感じさせつつクリアーな甘旨味がじんわりと広がります。余韻に小気味よい苦酸味でスッキリと〆ます。フレッシュでジューシーな甘酸味の中に鍋島らしい旨味を感じさせつつ、甘味はほどほど抑えめにしキレの良さを演出している印象。時折。甘酸味のバランスがちぐはぐな感じもするのは気のせいかな。

２日目になると、薄くやや押さえられたような柑橘系の香り。口に含むとトロッとした甘旨味の中に微弱な酸味。全体的に味わいがまろやかになり、まとまってきた印象。余韻の苦味も酸味が相まってスッと流してくれます。あー、悪くないなですね、昨日よりもフレッシュさは衰えるものの、２日目の方が好みかな。最後の方になると、甘味と酸味が絶妙に相まってトロピカルでジューシーな味わいに。なんとなくですがこれ「花陽浴純米吟醸五百万石」を彷彿させるような味わいに。ちょっと驚きですね。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、シマアジやマダイのお刺身なんかと食べ合わせたいかな。