山形県 十四代 超特撰 純米大吟醸 ~やはり別格な旨さ~
みなさまこんばんは。2020年5月の連休いかがお過ごしでしょうか。新元号「令和」になってまる一年が経ちましたね。外出自粛が叫ばれている状況もあり、今回いただく一本はこちら
山形県 高木酒造「十四代 超特撰 純米大吟醸」です。十四代に関しては今年角新本丸と槽垂れ原酒を頂いていますね。今回は兵庫県産特A地区産山田錦100%使用の純米大吟醸の超特撰です。特本、純吟ときてついに純大。こちらはしばしば行く酒屋さんで購入させていただきました。今回の十四代は4合瓶ですが、初の純大どよのうな味わいでしょうか。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと香りは爽やかにパインやシャインマスカット、少し白桃のようなニュアンスも。口に含むと、とろスッキリとした飲み口から爽やかな酸味を感じさせつつ穏やかながらしっとりとした甘美な甘旨味。余韻はスッキリとしつつもスウィーティーで軽やかな苦酸味でナチュラルにフェードアウト。いやー、素直に旨いですね。やはりこの味わいは別格。酸味とお米の旨味の味わいの表出具合が段違いですね。やや甘めに感じられるもスッと抜ける味わいはさすが。そこにいわゆるフルーティーといわれるパインやシャインマスカット、青リンゴや白桃のような爽やかな含み香を残しつつドライな重いキレなくサッとキレる余韻は象間違いなく好印象ですね。
2日目になるとスッキリと爽やかな白桃のような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から優しくしっとりと広がる甘旨味。余韻はやや苦辛味を感じさせつつ軽やかにキレていきます。含み香りに白桃のような爽やかさ。少し温度が上がると甘美な艶やかさと程よい酸味も出てきて、これはもう正直旨い、というか久々に一杯一杯飲むたびに盃が減っていくのが残念にすら思える味わい。ゆっくりじっくりと一杯一杯を噛みしめて頂きたいですね。
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山形県 十四代 超特撰 純米大吟醸
原材料名:米・米麹
精米歩合:35%
原料米:兵庫県特A地区産山田錦100%使用
アルコール分:16度
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兵庫県特A地区産山田錦特産を35%まで磨きあげ、大吟醸仕込みの中で特に醗酵が旺盛な醪を選抜・純米醸造し、独自の殺菌技術により貯蔵熟成させた逸品。
今回頂いた十四代超特撰、2018.10製造のものなのですが、なかなか飲むタイミングが合わずこの時期になってしまいましたが、やはり十四代ですね。今年飲んだ角新や槽垂れは生酒だけあって、フレッシュな十四代を楽しめましたが、今回頂いた十四代の超特撰、4合瓶だったのであっという間に空いてしまいましたが、火入れなだけあってかバランス良くこの時期でも十分美味しく魅力的に頂けました。
どうもごちそうさまでした。
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