長野県信州亀齢金紋錦　～この限定酒の魅惑感～

2021年4月24日

みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では日中まるで初夏を思わせるような暑い日差しを感じさせてくれました。夕方にになると風がやや肌寒くて、衣類の調節の必要を感じさせてくれました。

さて、そんな衣類の調節の必要性を感じさせてくれる４月下旬の週末に頂く本日の一本はこちら

長野県信州亀齢金紋錦純米吟醸です。このブログではちょこちょこ上げている信州亀齢ですが、この金紋錦は初ですね。信州亀齢の金紋錦は蔵元での生一部一部特約店さんの火入れのみのお酒ですね。今回販売された信州亀齢の金紋錦はとにかく販売店舗が限られていたので、聞いた話によるとこのお酒を買い求めるが為にわざわざ県外の埼玉県から、この特約店まで買い向かった方がおられたそうです。（まぁSAKE TIMEランキング２位のお酒で限定酒ならば仕方ないなですかね）

さて、そんな人気の信州亀齢。今回は火入れの金紋錦。では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、穏やかな香りの中にほんのりと感じる甘酸爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から滑らかな甘旨味と微弱で爽やかな酸味が一体となり余韻はスッキリとしたキレよく爽やかな苦酸味でキレていきます。いやぁ、こりゃまさにデリシャス＆スウィート＆エレガント！爽やかで心地よい酸味に艶やかで滑らかなに膨らむ甘旨味。旨味の膨らみ具合が本当に心地よいですね。余韻のクッと上げて〆ていくキレ感も悪くないですね。２～３杯ほど飲み進めていくと、香りは変わらず、穏やかな甘爽やかさ。飲み口はややスッキリとしつつもフレッシュで爽やかな酸味が増してきてよりジューシーな味わいに。ジューシーでいてバランス良く味わいに膨らむ幅がありそれでいて、余韻は更に軽々にスッキリと爽やかナチュラルにキレていきます。含み香にはリンゴのような爽やかさを感じさせます。

２日目になると香りは爽やかなリンゴのような吟醸香。口に含むとややトロスッキリとした飲み口から滑らかでまろやかさを纏わせたような甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦酸味で軽快にサッとキレていきます。２日目も旨いですね。昨日ほどジューシーさは穏やかになったものの、爽やかな酸味と心地よい甘旨味は健在。程よく旨味も感じさせ爽やかボリューミーに膨らむ飲み応えもあり飲み飽きさせませんね。