福島県 宮泉銘醸 純米酒 會津 宮泉

2018年12月29日

皆様こんばんは。本日もうだるような暑さでしたね。もう早いもので本日で7月も終わり、明日からは8月ですね。早い方だと輪番で夏休みになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、そんな7月を締めくくる一本は福島県 會津 宮泉です。

このお酒は福島県会津若松市にある宮泉銘醸が醸す地元向けの通年商品です。

今年のSAKE COMPETITION 2018 純米部門で見事1位に輝いたお酒で、ちょっとした話題になったお酒です。このブログでは宮泉銘醸の「写楽」はいくつか取り上げましたが、この「純米酒 會津宮泉」は初めてですね。

では、さっそく頂きましょう。

お酒をグラスに注ぎ、上立ち香を嗅ぐと微かに蒸れたバナナやメロンのような甘く甘美な香りが漂います。口に含むとスッキリ柔らかな飲み口から、甘くジューシーな果実味が感じられ、優しげな酸味がまとわりつき、それでいてスッキリした純米酒のお米の旨味も顔を現します。ラストの喉越しにやや弱い苦みを残しつつもキレ良く消えていきます。

しばしば飲んでいた「写楽」と比べると「写楽」ほどの華やかさや甘美さやジューシーさはないかもしれません。しかしこの「會津宮泉」は落ち着いている味わいの中に隠れている旨味、というのでしょうか、単純に香り高く華やかでジューシーではなく、「華やかさ」よりも「旨さ」に重点が置かれているような、そんな気もします。

この「會津宮泉」に合う料理を考えたところ、この日本酒は味わいがスッキリしつつも旨味があるので、肉料理の「会津郷土料理の馬刺し」や「スペインの生ハム ハモンセラーノ」あたりと合わせてみるのはどうでしょうか。

裏ラベル

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宮泉銘醸 純米酒 火入れ 會津 宮泉

原材料名 米(国産) 米麹(国産米)

精米歩合 60%

アルコール度数 16%

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私は日本酒を飲み始めて、まだ日本酒歴は短いのですが、この日本酒がSAKE COMPETITION 2018 純米部門で1位に選ばれた理由が何となく感じられた気がします。火入れの純米酒でありながらも、スッキリしている中に果実味やジューシーさもあり、酸味や旨味がバランス良く口の中に広がり、それでいて飲み飽きせずに日常の食中酒として自然に寄り添ってくれる一本ではないかと思います。 どうもごちそうさまでした。