田酒貴醸酒バレンタインラベル～極甘田酒を楽しんで～

2022年2月17日

みなさまこんばんは。２月の半ばいかがお過ごしでしょうか。私の住む地域からは、満月が綺麗に見られます。寒さが厳しいこの季節に見られる満月はスノームーンと呼ばれるそうです。

さてそんな２月の満月を見ながら頂いている本日の一本はこちら

「田酒貴醸酒バレンタインラベル」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。田酒の貴醸酒バレンタインラベルは昨年も頂いていますね。（その前の年にはバレンタインのフィルムがない試験的な？田酒の貴醸酒もありましたね）

部屋の片隅に昨年のボトルがあったので、ちょっと見比べを

ラブリーなフィルムからギフトラッピング調に一部デザインチェンジしてますね。

原材料名。精米歩合などは変わりありませんね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと、アップル、シナモン、ほんのり柑橘っぽい蜜っぽさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から濃密な甘味の塊が滑らかに滑り込み余韻はスッキリとした苦味で、ややじんわりとキレていきます。含み香に爽やかなミルキーなニュアンスも。トロリとした舌触りに滑らかに凝縮された甘味にミルキーな余韻。甘味はしっかりと感じさせるもベタ付きなくスッキリと爽やか。

昨日頂いた酒粕のミルクチョコレートといただきます。

あぁ～旨いですね～。しっとりとしたややビターな酒粕のチョコに甘爽やかな田酒の貴醸酒が絡まり合い自然と溶け合っていきます。こりゃメチャクチャ相性いいですね。生チョコなんかもきっといいでしょうね。

しれっと冷蔵庫を覗くと、新政の貴醸酒陽乃鳥があったので飲み比べを

香りは陽乃鳥はマンゴスチンのような爽やかさ。田酒はアップルシナモンのよう。口に含むと味わいは陽乃鳥の方がライトに爽やかな酸味が主体な甘味わいに田酒の方はトロリとした濃密な甘味。いやぁ面白いですね。ヘビー級vsライト級な味わいか、はたまた細マッチョvsゴリマッチョか(笑)

そしてここにしれっとこいつも参戦。日本酒の甘いヤツといえばこれ

花陽浴純米吟醸山田錦無濾過生原酒。こちらは貴醸酒ではないのですが、せっかくの機会なので飲み比べを。（まさに日本酒甘党大集合の絵面ですかね(笑)）

やはり新政が酸味を感じさせ一番爽やか。続いて花陽浴がややライトな甘味にラストの田酒が一番甘味を感じさせます。甘味だけで考えたら新政がライト、花陽浴がミドル、田酒がヘビー級な感じですかねぇ。あぁでも不思議と温度が上がると新政と田酒はミルキーな爽やかさを。そして花陽浴はやはり若干のケミカルさも。

翌日２日目になると香りはスッキリと甘爽やか。口に含むと思わず、「おぉう」と声が出るインパクトのある甘味。甘味の後に微かに酸味を感じさせ余韻はスッキリとした苦酸味でフェードアウト。咽奥に若干ケミカルぽさも。陽乃鳥はやはりマンゴスチンっぽい香りに、トロスッキリとした飲み口から爽やかな甘味からの複雑味に余韻のスッキリとした心地よさ。昨日よりも甘味のトーンが落ち爽やかな酸味主体となった印象。飲み口の後半に感じさせるライトな複雑味が惹き付けますね。

３日目になると滑らかな口あたりからまるでミルキーシロップのような極甘酒に！

いやいやこのドストレートな甘味の塊はヤバいっすね。