福島県 冩楽 初しぼり 純米 生酒 令和3BY ~この旨味とキレ感~

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。早いもので今年も残すところおよそ半月となりましたね。せわしない師走ですが、無理なく息切れすることなく日々を過ごしていきたいところ。

さて、本日の一本はこちら

「冩楽 初しぼり 純米 生酒 」です。冩楽の初しぼりは昨年も頂いていますね。こちらは時々行く、酒屋さんで購入してきました。昨年までは4合瓶だったのですが、今年は一升瓶で楽しんでみようと思います。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと穏やかに白桃やウリ、碧いメロンのよう。口に含むとトロリとした飲み口にやや大きめな甘旨味。余韻はスッキリとしつつもやや強めな苦味で程よくキレていきます。やはり一杯目だけあってバランスが整っていない感じ。甘旨味の強さと苦味が荒々しい感じですね。2~3杯程飲み進めると、香りはややミルキーに。味わいはやや穏やかになりつつ余韻に掛けて心地よい酸味が感じられるように。

釣りアジのお刺身と頂いています。

うん、まぁ悪くはないですね。それなりに美味しくいただけますね。いやぁでもこの味わいだと、個人的にはローストビーフあたりと合わせたい感じかな。

2日目になると香りは穏やかながら仄かに白桃やメロンのよう。口に含むとトロリと柔らかな飲み口からややまろやかな甘旨味。余韻はスッキリとしたやや強めな苦味辛でキレていきます。ん~、ちょっと余韻の苦辛味が強い印象ですね。2日目もあまり酸味は感じさせず、まろやかでキレの強い味わい。これはこれで好みの方もいるかもしれませんが、昨年のような初しぼりっぽさは感じられず。

せっかくなので、スギモトのローストビーフと頂きます。

おーこりゃ合いますね。ローストビーフの旨味と冩楽の旨味が程よくマリアージュしますね。

3日目になると香りはうっすらとしたバナナっぽさ。口に含むとトロスッキリとした口あたりから、滑らかにまろやかにバランスを感じさせる甘旨味。余韻はスッキリとした苦味でサッとキレていきます。お!3日目にしてだいぶバランスの良さが出てきましたね。正直今日は飲まないで1日おこうと思ったのですが、けっこう良い方向に変化してきましたね。旨味が乗ってきて余韻にかけて爽やかな酸味も感じさせるようになりつつ、そこからの余韻の鋭いキレ。昨日までの苦辛味が嘘のように感じさせません。

4日目になると、香りはスッと爽やかな甘爽やかさ。口に含むとやや柔らかな口あたりから、バランス良く広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でスッと優しくキレていきます。4日目にしてようやっと魅力的なバランスの良さを感じられるようになりました。柔らかな甘旨味が滑らかに広がり余韻はスッと穏やかなな苦酸味。エステルっぽさが若干気になるも、メロンやバナナのような含み香も感じさせます。

5日目になると香り穏やかに口あたりは柔らかく、やや太めな旨味が滑らかに広がり、余韻はスッキリとした苦辛味でじんわりとキレていきます。だいぶ甘旨味が乗ってきた感じで余韻の苦辛味もはっきりと感じさせるようになってきましたね。

本日もスギモトのローストビーフで。

うん、やはりいいですね。最後の方になると、ややどっしりとした旨味と余韻に掛けての爽やかな酸味も。

***********************************************************************

福島県 冩楽 初しぼり 純米酒 生酒 令和三酒造年度

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 60%

アルコール度数 16度

***********************************************************************

今年の冩楽 初しぼりは昨年とはだいぶ印象が変わりました。冩楽にしてはあまり酸味を出さずに、旨味とキレの良さを意識したような印象でした。食中酒として肉料理や煮魚、鍋物などといただきたくなるような味わいでした。

どうもごちそうさまでした。