三重県 而今 純米吟醸 雄町 火入 2025 ~やはり秀逸のバランス感~

みなさまこんばんは。シルバーウィーク前半いかがお過ごしでしょうか。台風25号が近づいていますね。そんな中私は昨日山梨埼玉長野県に跨がる甲武信ヶ岳に行ってきました。

前々から登ってみたかった甲武信ヶ岳。長野県側の毛木平から登ったのですが、まぁ穏やかな山行でした。連休初日で駐車場は早朝から満車になると思い夜中の2時半頃に着いたのですが10台程度しか停まっておらず、日の出と共に登り始めたのですがその際も車は数台しか増えておらず、登り始めても途中で1名しかすれ違いませんでした。

山頂から富士山は見えずも長野県側は青空が見えました。台風前ともあってか登山客も少なく終始穏やかな山行でしたね。

さて本日の一本はこちら

而今 雄町 火入 2025 です。而今の雄町の火入れはおよそ3年ぶりですね。ラベルが昨年あたりから白から赤に変わったみたいですね。(而今の赤ラベルと言えば愛山の印象が強いんですけど、同じ色合いなんでしょうかね)

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとフワリと軽やかなな柑橘やピーチっぽさ。口に含むと柔らかな口当たりから微弱な酸味にやや硬さの残る甘旨味、余韻にかけて爽やかな苦酸味でやや長めにキレていきます。グラス一杯目。まるで敢えてそうしているかのような崩れることのないやや硬質な旨味。リリースされて4ヶ月目ですがグラス一杯目は硬さの残る印象ですね。2~3杯ほど飲み進めていくと、香りは薄らとミルキーなニュアンスも。ちょこっと旨味がほどけてきた感じですねかね。クリアーな旨味柔らかく溶け繊細に爽やかな酸味とともに余韻に流れていく様相。少し余韻の苦味が出てきたものの、これはこれで食事とも合わせたい感じ。

今日のアテはカマスのお刺身といただきます。

ん~!カマスのお刺身旨いっすね!やや淡泊ながらもこの独特な旨味!お寿司で食べたくなりますね!そんなカマスのお刺身にこの而今を流し込むと

ん~旨いっすね!若干香りが鼻先にくるも味わいのペアリングは悪くないですね。カマスのお刺身も悪くはないのですが、ローストビーフをわさびソースなんかで味付けしたものなんかだったら、より美味しくいただけそうですね。

2日目になると香り穏やかながらほんのりとフローラル。口に含むと柔らかな口当たりから滑らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。あぁ~こりゃ旨いっすね。まろやかな旨味の膨らみの中にやんわりと甘味が顔を出つつ微細に心地の良い酸味と主張しすぎない苦味と共にキレていく様相。最後の方になると程よい酸味と甘味もしっかりと主張し雄町の旨味と相まってクリアーにバランス良く飲ませてくれますね。

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而今 純米吟醸 雄町 火入 2025

原材料 : 米(国産)、米麹(国産米)

原料米 : 岡山県産雄町100%

精米歩合 : 50%

アルコール分 : 15.5%

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以前の記事でも書いたとおり而今の雄町は秀逸のバランス感ですね。雄町の旨味の引き出し加減に而今らしい爽やかな酸味の表出感。色々と飲んでいるつもりではありますが改めて而今の味わいの魅力を楽しませてもらいました。

どうもごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~余談~

今回は久々に山に導かれるように甲武信ヶ岳に登ってきたのですが、最近では山に登っても単なる消耗でしかないように思えたりするんですよね。そんな中、今回の山行を振り返ると山頂から見えた景色にはさほど感動はなく、むしろ山頂からはどんな景色が見えるのかな!といったまだ見えぬ景色に対するワクワク感の方が強かったんですよね。また登山道の途中にあった自然が創り出したまるで園庭のような苔岩に心を奪われたりと新たな新鮮さもありました。(多分、自然の苔が好きな人だったら一日中いられるんじゃないかな)この毛木平から甲武信ヶ岳の山行は本当に静かで穏やかに世俗とはかけ離れた時間を与えてくれましたが、やはり自分としては自然を愛せない人生の消耗の一部分でしかないといった切ない思いは拭いきれませんでしたね。自然の中で佇んでいたいという思いよりも自身の打算的な思いの方が強く勝る部分が出てしまうんですよね。こんなんじゃいけない、とはわかりつつも多分これからも色々と楽しみたいから仕方ないんでしょうけどね(笑)