三重県而今大吟醸 2019BY　～リッチでグラミーな大吟醸～

2021年1月3日

みなさまこんばんは。あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。2021年がスタートして早３日ですね。今年の年末年始はなかなか外出や帰省が難しい状況だったのではないでしょうか。

さて、本日の一本はこちら

而今大吟醸です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。このブログではちょこちょこと登場している而今ですが、大吟醸は初めてですね。同じ木屋正酒造が醸す高砂の純米大吟醸が\3000円でこちらは4合瓶価格で\5000円という、やや高額なラインに位置する一本。ラベルが布張りになっており、高級感が醸し出されていますね。

とりあえず年始で正月らしい一本ということで、こちらをチョイスしました。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと瑞々しく爽やかなラフランスのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口から甘美で滑らかに爽やかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味でやや長めにキレていきます。やや甘味が強くほんの微弱な酸味に余韻はかすかなアルコール感。やや大きめな甘味とスッキリとした爽やかさが複雑に絡み合い余韻の苦酸味がアルコール感でやや、まったりとした重さを感じられる面も。２～３杯のみ進めるとトロリとしたエキス感に爽やかで軽微な苦酸味。やっぱりちょっと甘味が強いかな。

２日目になると香りは甘さと瑞々しさを兼ね備えたライチやマスカットのよう。口に含むと、ややトロリとした飲み口から爽やかでまろやかな甘旨味。余韻にしっかりとした輪郭を表すような苦酸味がやや長めに続きます。スッキリとした中にも程よいコクやリッチな密度などが感じられます。含み香に心地よい果実感も。抜け感も爽やかですね。