京都府 澤屋まつもと 守破離 岡本村山田錦 ～今期最後の生酒？～
みなさまこんばんは。週の始まり月曜日いかがお過ごしだったでしょうか。早いもので２月も終わり３月に入りましたね。
さて本日の一本はこちら
「澤屋まつもと 守破離 岡本村山田錦 うすにごり生酒」です。澤屋まつもとは昨年の12月に五百万石のうすにごり生酒を飲んでいますね。今回は山田錦でも岡本村で収穫された山田錦で醸したうすにごりの生酒。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すとほんのりうっすらとラムネやメロン、ウリのような香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口からフレッシュでプチプチとしたガス感から穏やかにバランスのよい甘旨味。余韻はやや堅めにドライさのある苦酸味でスッキリとキレていきます。余韻の硬さの中に山田錦の旨味が見え隠れする感じ。少し酸味が強い感じもするかな。しかし不思議と食欲をそそりますね。
週末なので中トロ、真鯛、赤身などのお刺身セットといただきます。
中トロはちょっとくどいかな。脂身が強くて合わない感じ。淡泊な真鯛やヒラメなんかの方が美味しくいただけるかな。
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澤屋まつもと 守破離 岡本村山田錦 うすにごり 生酒
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 : 中東条 岡本村 山田錦 100%
アルコール分 : 15度
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この「澤屋まつもと 守破離 岡本村山田錦 うすにごり 生酒」の製造年月は今年の２月となっているのですが、瓶詰年月ともなっているので日出彦氏が醸した「澤屋まつもと 守破離」なのでしょうかね。昨年12月31日を以て松本酒造を去ることとなった日出彦氏。先日アップされたONESTORYに本人の近況が詳しく書かれています。この記事によると日出彦氏は今後、熊本県の「花の香酒造」福岡県の「白糸酒造」、滋賀県の「富田酒造」、栃木の県「せんきん」、秋田県の「新政酒造」の５蔵で武者修行を行うそうです。
なんか、こう色々考えさせられますね。もし自分が今の職責や地位立場を失い、まったくの一個人となった場合どうなるのであろうかと。日出彦氏のように一定数のファンのついている酒職人としてのプロフェッショナルが今後「無」からの状態でどのような活躍を魅せてくれるのか。興味深く見守りたいと思います。
どうもごちそうさまでした。