長野県信州亀齢純米吟醸美山錦～火入れのバランスジューシーに～

2021年9月17日

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。明日からはシルバーウィークですね。今年はやや飛び石チックな休みとなっていますが、目下明日からは三連休。明日は台風の影響で天気は優れませんが、日月は回復しそうですね。

さて、そんな連休前の週末に頂いている本日の一本はこちら

長野県信州亀齢純米吟醸美山錦です。こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。このブログでは、そこそこ登場する信州亀齢ですが、この美山錦の火入れはお初ですね。

信州亀齢と言えば飛ぶ鳥を落とさんばかりの人気の一本ですね。数年前までは普通に？買えた感じだったのですが、ここ最近ではもはや酒屋さんで偶然にも出会えたら、ラッキーにもめっけもんの一本となってしまいましたね。(この美山錦もラスト３本のうち一本でした)

さて、そんな信州亀齢の美山錦。では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと仄かにピーチやラムネのような爽やかさ。口に含むとややトロッとした口あたりからプチプチとした微弱な酸味にやや硬さを伴った甘旨味。余韻はスッキリとした柔らかい酸味で、ゆるくやや長めにキレていきます。信州亀齢らしい酸味と甘味がいいですね。まだ一杯目なので、やや硬さを感じさせますが、火入れらしく輪郭の整ったバランスの良さを感じさせてくれますね。２～３杯飲み進めると、爽やかな酸味がよりググッと増してきた感じで、この爽やかな酸味に滑らかな甘旨味が混じり合いバランスの良いジューシーさで、余韻は軽い苦酸味から若干ドライさのある軽微な辛さでキレていきます。飲む人によったら、やや酸味が強く感じられるかもしれませんが爽やかでバランス、キレよく飲み飽きさせませんね。