富山県 千代鶴 純米 ~このクリアーな甘深みの魅力~
みなさまこんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私は所用で静岡県の三島方面へ出かけていました。天気も良く若干夏っぽさをも感じさせる暑さでした。
さて、そんな夏の終わりの暑さを感じさせた日に頂いている一本がこちら
富山県 千代鶴 純米 です。こちらは先月行った魚津の駅前にある酒屋さんで購入してきました。千代鶴はこのブログでは初登場ですね。先月旅先で偶然購入できたお酒なのですが、千代鶴のHPによると全国でたったの8店舗しか取り扱ってないそうで(内6店舗が富山県内で、他石川県と東京都に一店舗のみ)販売しているそうです。
最近?ちょこちょこSNSで見かけていた千代鶴。どんな味わいか楽しみですね!
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すとミントやうっすらとライチのような爽やかさ。口に含むと、ややトロスッキリとした飲み口から柔らかくクリアーな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。いや~何これ!?うんま~。透き通るようなクリアーな旨味から余韻にかけてややビターな甘酸味からの爽やかな苦酸味がややしっとりと。これは良い意味でラベルにだまされました(笑)花冷え程度で頂いているのですが、慈悲深い奥深さのあるクリアーさに涼しげさをも感じさせる余韻。その涼しさの中にも、しっかりとキレのある辛さも感じさせます。
QBBのやわらか熟成チーズと頂いていますが旨いですね!ややこってりとした熟成チーズにも負けないクリアーな旨味。負けないというよりも、素材の味わいを引き立ててくれるような味わい。
2日目になると、香りは穏やかながもやや葡萄のような爽やかさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口からまろやかな甘旨味。余韻にメロンのような含み香の爽やかな苦辛酸味。うーん、クリアーな旨味が強すぎず弱すぎず、絶妙なバランスで広がります。今日は真鯛のお刺身と頂いているのですが、いやぁ参った。これ旨すぎますね。繊細でやや淡泊に旨味のある真鯛に絶妙にマッチします。
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富山県 千代鶴 純米
アルコール分 : 15.5度
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 : 60%
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いやぁ千代鶴のポテンシャルは凄いですね。このクリアーで深みのある味わいは素晴らしいですね。個人的に富山の日本酒というとオールドメジャーな「立山」「銀盤」。そして未だ確固たる支持ある「勝駒」。そこに勢い増す「羽根屋」な印象ですが、この「千代鶴」富山県ならずとも、日本酒ファンの目にとまる日も遠くないのではないかと思わせる味わいでした。
どうもごちそうさまでした。
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