福島県 にいだしぜんしゅ 生酛 秋あがり ~旨爽やかな秋あかり~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域はどんよりと曇り空でしたが、大きな予定もないので自宅から高尾山方面へ行き相模湖を抜けて、藤野あたりをサイクリングしてきました。天気が良ければ山登りでも良かったのですがねぇ。

ざっと山梨県の手前あたりまで行って帰ってきたのですが、やはり走り足りない感じですね。80km程流してきた感じですがもっとスピードと距離を上げなくてはいけませんね。

さて、そんなサイクリングをしてきた9月の終わりに頂いている一本がこちら

「しぜんしゅ 生酛 秋あがり」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきた一本です。昨日私が酒屋さんのリーチンを眺めていると顔なじみの店員さんから

「あぁ〇〇さん、これ良いっすよ。」「いや、これほんと良いから!」「マジでこれ飲んどけばいいから!」「いや、今夜の一本はこれで決まりっすよ!」

と、半ば「生酛・山廃好みなお前はこれを飲んでおけばOKなんよ!」

的なノリで買わされた…もとい買わせて頂いた一本です。

まぁしぜんしゅは好みなので全然okなのですが、しぜんしゅの秋上がりはおよそ3年程前に頂いていますね。

久々のしぜんしゅ秋上がり。店員さん激押しの一本どんな味わいでしょうかね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと木の実にややオレンジがかった爽やかさ。ややミルキーなニュアンスも。口に含むとややトロリとした飲み口から柔らかくもやや低重心な甘旨味。余韻はスッキリとした苦渋酸味でやや長めにキレていきます。いやぁ~こんな味わいだったかな。いいノリしてますね!旨ノリ爽やかな苦渋のよう。少しだけもっさりとしつつも全体的に爽やかにまとまっている風味ですね。2~3杯程飲み進めていくと、柔らかくクリアーさも出てきますね。クリアーながらも旨味はしっかりとのりつつ爽やかな酸味も感じさせ、余韻の渋味がまた良いアクセントになりますね。

アテはカツオのたたきと頂きます。

んん~!こりゃ旨いっすね!この燻ったかつおにしぜんしゅの秋上がり。若干、香りが鼻につくもカツオのたたきに寄り添ってきますね~。こう食べ合わせてみると若干しぜんしゅの若々しい荒々しささえも感じさせてくれます。

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しぜんしゅ 生酛 秋あがり生詰

アルコール分 : 15度

精米歩合 : 85%

原材料名 : 米(国産)、米糀(国産米) 自然栽培米

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まぁ、やはりこれは飲み手を選ぶ一本かと。とかく群馬の土田や千葉県香取郡の寺田本家などを好む方ならチャレンジしても良い一本かと。そもそも土田酒造や寺田本家を好んで飲む方なら仁井田本家のお酒も好んでいる方も多いのではと、思いますがね。しかし、今年のしぜんしゅ秋あがりは爽やかに旨深くどこまでも飽きさせない味わいですね!日数を置いて楽しむのもまた良きかと。

どうもごちそうさまでした。