福島県 冩楽 純米吟醸 播州山田錦 生酒 ~ゴージャスラベルの味わい~

みなさまこんばんは。本日も私の住む地域では穏やかな天候でした。さて本日は2020年2月20日、歌舞伎やアレルギーの日でもあるのですが、せっかくなので日本酒ブログらしいネタを一本。このブログでもしばし取り上げる青森県の豊盃が本日とても面白い日本酒を発売いたしました。その名も「豊盃 純米大吟醸 2020山田錦20」です。豊盃の三浦杜氏兄弟が20周年の記念ボトルとして、この2020年2月20日に200mlのハンディボトルを税抜き2020円(税込み2222円)という「2」尽くしの一本をリリースいたしました。なかなかチャレンジングで面白い一本ですね。

さて、本日の一本はこちら

福島県 「宮泉銘醸 冩楽 純米吟醸 播州山田錦 生酒」です。

このブログではちょこちょこ取り上げている冩楽ですが、この冩楽は初めてですね。正直昨年なんかは冩楽のおりがらみを立て続けに飲んだこともあってか、あまり気にしなかったのですが今年はおりがらみ弐の一本だけだったので、こちらを飲んでみようと思いました。

ラベルは黒地に金色の冩楽がゴージャス感を演出し映えますね。いかにも力強そうな一本。ちょっと調べたら2018年にこの火入れを飲んでいましたね。どんな味わいかあまり覚えていないのですが、今回はお初の生酒。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りは仄かにメロンやバナナのような香り。口に含むとややトロリとした飲み口からフレッシュな酸味からじんわりと広がる甘旨味。余韻に程よい苦酸味を感じさせつつスッキリとキレます。冩楽らしい瑞々しい酸味とクリアーなミネラル感が軽やかに感じられます。

2日目になると香りはやや穏やかになり、うっすらバナナやメロン香。味わいもまろやかになりつつ、やや重みを感じさせるような甘旨味が含み香にバナナのような甘さを感じさせ、ミネラル感も若干感じさせつつ余韻にやや軽やかな辛さを感じさせるようになります。(少し青リンゴっぽさもでてくるかな)

もし、この日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、出汁のきいたおでんや煮物、お魚、お肉などの料理全般に合わせやすい食中酒かと思いました。

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宮泉銘醸 冩楽 純米吟醸 播州山田錦 生酒

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

原料米 兵庫県産 山田錦100%

精米歩合 50%

アルコール分 16度

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トロスッキリとした飲み口の中から軽やかながらしっかりとしたお米の旨味を感じられる味わい。ゴージャスなラベルに丁寧で上品な造りを感じさせる、そんな一本かと思います。

どうもごちそうさまでした。