佐賀県 鍋島 純米吟醸 隠し酒(裏鍋島) ~純吟ブレンドの魅力~

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では日中、夏日のような暑さでマスクをしていることで顔が熱くなってきて、これが結構しんどかったです。これを真夏でもしなくてはいけいとなると、今後どうなるんでしょうかね?(こんな状況だと真夏用のひんやりクールマスクなんか出たりするんですかね)

さて、そんなマスクをつけると暑い金曜日に頂いている一本はこちら

佐賀県 富久千代酒造 鍋島 純米吟醸 隠し酒(裏鍋島)

こちらは時々行く酒屋さんで購入した一本。店頭で購入するかちょっと考えていると、あれよあれよと購入されていき、その流れに乗って購入した一本です。鍋島はこのブログでは今年の年明けにオレンジラベルの生酒を飲んでいますね。

鍋島に関しては何となくそこまでして飲むこともないかな、といった感じで積極的に飲んでいなかったのですが、店員さんから「今期最後の裏鍋島ですよ」と言われ、せっかくの機会なので頂く事にしました。

通称裏鍋島、これは「あらばしり」と「せめ」をブレンドした吟醸造りの純米酒みたいですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りは爽やかなリンゴやメロン。口に含むとトロスッキリとした飲み口からクリアーでジューシーな甘旨味。余韻に心地よい酸味を伴いつつキレのある苦辛味がじんわりとしつつ、軽やかにフェードアウト。抜け香もソフトにミルキーさを感じさせます。初裏鍋島。これはいいですね。フレッシュな酸味に甘味が強すぎず、程よく旨味を感じさせ、余韻は抜け香のミルキーさもあってか嫌みの無い爽やかで軽やかな苦味のキレ。

2日目になると香りはブドウのような爽やかさ。口に含むとトロスッキリとした飲み口から微弱な酸味を伴うややまろやかでクリアーな甘旨味。余韻に軽めな苦酸味でスッキリと。少しドライなニュアンスもあるかな。抜け香になんとなくメロンぽさも。2日目も程よくフレッシュさを感じさせつつダレることなく、まろやかさとクリアーさとシャープなバランスを持たせ余韻はややドライにスッキリと全体的にとても綺麗にまとめ上げている印象ですね。

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佐賀県 富久千代酒造 鍋島 純米吟醸 生酒 隠し酒(裏鍋島)

原材料名:米(国産)米麹(国産米)

アルコール分:16度

精米歩合:50%

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今回初めて頂いた裏鍋島、シンプルに綺麗にまとまっていて旨いですね。さすが隠し酒と名打った一本。タイミングが合わないとそうそう飲むことができないお酒ですが、思いの外、というか個人的にはブレンドでもかなり旨く飲ませてくれる味わいの一本でした。

どうもごちそうさまでした。