福島県 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 壱 2021BY ～バランス良くミルキーさを～
みなさまこんばんは。11月23日、勤労感謝の日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域はちょっと雲がありましたが、午前中部屋の掃除をしていました。思えば今年も残すところ一ヶ月と一週間となり、少し早めの大掃除ならぬ小掃除ができました。
さて、そんな小掃除を済ませた日に頂く本日の一本はこちら
福島県 「冩楽 純米吟醸 おりがらみ 壱 2021BY」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。冩楽の新酒おりがらみは２年ぶりですかね。昨年冩楽のおりがらみシリーズは手をつけてなかったので、とりあえず今年は新酒のおりがらみ壱を飲んで見ようかと思います。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと爽やかなメロンやウリのような香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口から滑らかで柔らかな甘旨酸味がバランス良く広がります。余韻はスッキリとしたンが酸味でやや長めにキレていきます。フレッシュでいて爽やかかつ程よく飲み応えもありバランスのよさもあり、いいですね～。もうちょっと酸味があるかな、なんて思っていたのですが、生酒らしい旨味がボリューミーに広がり余韻の爽やかな苦酸味がキューっと心地よさを感じさせます。２～３杯目になると、イチゴやミルキーな甘爽やかな香りも感じさせますね。うーん、やはり口に含むとミルキーな旨味が広がりますね。このミルキーな旨味と爽やかな酸味が絶妙に均衡を保っているかのような印象。攪拌して滓を混ぜてみると
見た目は薄濁りや笹濁りのようなやや白濁した感じ。香りはメロンやピーチっぽさにややセメ臭。口に含むと、ややトロリとした飲み口から爽やかさと滓のミルキーな旨味が存分に広がります。滓らしくやや濃い目の甘旨酸味が滑らかかつスッキリと楽しめます。
２日目になるとメロンやピーチのような爽やかな香りにトロリとした飲み口からフワッと広がる甘旨味に余韻のスッキリとキレの良いピリリとした苦辛酸味がやや長めに感じさせます。滓を絡めた旨味はいいですね。最後の方になると、やはりこの滓のミルキーな甘旨味が魅力的に楽しめます。
***********************************************************************
福島県 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 壱 2021BY
原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 16度
***********************************************************************
２年前に飲んだ冩楽のおりがらみ壱の記事を見返すとけっこうドライな印象なんて書いてありましたが、今年は爽やかさと程よい甘旨なボディ感にバランスの良い味わいでけっこう好印象でした。また滓のミルキーさも良かったですね。今年も冩楽のおりがらみは壱弐参とリリースされるようなので、弐参もどんな味わいか楽しみですね。
どうもごちそうさまでした。