三重県 而今 特別純米 無濾過生 2022 ~フレッシュな味わいマグロと共に~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では先週の金曜日はけっこうな雪が朝から降っていました。夕方になると雨に変わり、翌日には路面に雪が積もることなく凍結もない感じでした。

さて、本日の一本はこちら

 

「而今 特別純米 無濾過生 2022」 です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。而今の特純生は2年前に頂いていますね。2年前は一升瓶で頂いています。今年は4合瓶でいただきます。なんでもこの而今の無濾過生酒4合瓶は12月だけの年1リリースだそうな。たまたま部屋の片隅にあった2019BYの而今の4合瓶を見てみると

確かに3年前に飲んだ無濾過生も12月のでしたね。(2019BYの表ラベルがやや白く見えるのは色あせたからですかね?)

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香細く繊細な青リンゴや若草のような爽やかさ。口に含むとややトロリとした飲み口から微弱でフレッシュな酸味にフラットながらも柔らかに膨らむ甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。まずは一杯目。フレッシュですね。而今らしいフレッシュさ。余韻の苦味もやや感じさせるも酸味と共に爽やかな印象も残してくれます。2~3杯飲み進めていくと香りは白葡萄っぽい爽やかさ。口に含むとフレッシュに広がる甘旨酸味。余韻はスッキリとした苦辛酸味でキレていきます。いやぁフレッシュにバランスいいですね!フレッシュな爽やかさを軸に甘旨味を感じさせつつ嫌みの無い苦辛酸味でキレていく様相。

本マグロとウマヅラハギのお刺身と頂きます。

まずはウマヅラハギから。あ~やや淡泊ながらも柔らかくコリコリとした歯ごたえのウマヅラハギとこの而今はちょっと而今のフレッシュさが勝る感じかなぁ。続いて本マグロの中トロあたりの部位と頂くと、、、

いやこりゃうんまいっすね~。脂の乗った本マグロに優しく繊細に寄り添っていきますね!お刺身としてももいけどこりゃ寿司かな。例えば、ふらっと訪ねたお寿司やさんでこんな感じの中トロとこの而今の無濾過生があったら最高ですね。

2日目になると香りは爽やかな青リンゴのよう。口に含むとややとろりとした飲み口からフレッシュな甘旨酸味がバランス良く広がり余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。2日目もフレッシュで爽やかさを感じさせますね。余韻の苦味もしっかりと感じさせながらドライ過ぎずに爽やかさを感じさせつつ心地よくキレていきます。

本日はスーパーで売っていた本マグロの軍艦巻きと頂きます。

うーん、いやいや。やはり旨いですね~。お寿司屋さんで頂ければそれに超したことはないかもしれませんが、スーパーの軍艦巻きでも十分美味しいですね。

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而今 特別純米 無濾過生 2022

原材料 : 米(国産)米麹(国産米)

原料米 : 掛米 五百万石(80%)  (使用割合) 麹米山田錦(20%)

精米歩合 : 60%

アルコール分 : 16%

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今年の而今特別純米無濾過生酒はマグロと美味しく頂きました。魅力的な食中酒ですね。

而今と言えば、先月三重県の名張に訪れた際に立ち寄らせていただきました。

蔵は縦長の造りだそうで「うなぎの寝床」とも言われているそうな。また蔵の奥を改築?しているような話もありました。

昨今では信州亀齢や寒菊など魅力的な日本酒も増えてきてきますが、やはり而今は確固たる味わいで今回も魅了してくれました。

どうもごちそうさまでした。