山口県 雁木 純米 おりがらみ秋熟 ~スマートな熟ボディ感~

みなさまこんばんは。10月半ばも過ぎた木曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域ではここ数日心地良い秋晴れが広がっています。

さて、そんな秋晴れが続く日に頂いている本日の一本はこちら

「雁木 純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。そろそろ新酒が出始める時期ではありますが、ちょっと面白そうなお酒を発見したので手に取ってみました。雁木は今年夏酒を頂いています。こちらはおりがらみの原酒を氷温-5℃で半年ほど瓶内熟成させた一本です。

どんな風に味のりしてるか楽しみですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとスッとスイカやウリのようなニュアンス。口に含むとトロリとした飲み口からしっとりとやや滑らかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦辛味でやや長めにキレていきます。いやぁ熟してますね。熟感がありつつもクリアでスマートな印象も。余韻の苦辛味がしっかりとややドライさも伴いつつキレていく様相。綺麗に熟していますね。2~3杯飲み進めていくと、より旨味が柔らかく、旨味の柔らかさと余韻のキレ具合のバランスが出てきた感じですね。

アテはカツオのお刺身といただきます。

あ~いいね。素直にうまいっすね。新鮮なカツオの旨味にトロリと熟した旨味の乗ったキレの良い雁木が良く合いますね。酒器はグラスよりもぐい吞みがいいかな。

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雁木 純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟

アルコール分 : 17度

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 60%

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2日目はお猪口でチビチビと飲んでいるのですが、いい味のり具合ですね。ボディ感ありつつもスマートにやや辛口な余韻でキュッと〆てくれる様相。スレンダーに熟されたボディはややタイトに可憐な余韻を残して消え去っていきます。秋の夜長にゆったりと楽しんでいたい一本ですね。

どうもごちそうさまでした。