東京都 屋守 純米吟醸 無調整生 ~八反錦で醸す味わい~

みなさまこんばんは。COVID-19が猛威を振るっていますね。国内では毎日新たな場所で感染が確認されつつあり、今後パンデミックに陥ることなく終息していけばと願うばかりです。

さて、本日の一本はこちら

東京都 豊島屋酒造 屋守(おくのかみ)純米吟醸 無調整生 です。

こちらはちょこちょこ行く酒屋さんで購入してきました。このブログではお初銘柄。「屋守」と書いて「おくのかみ」とよみます。

公式ホームページによると

豊島屋酒造を守り続けていく気持ちと酒販店様、料飲店様の繁栄を守るような作品を醸し続ける思いから銘名いたしました。
限りなく手作業重視の小仕込を行い、「香りよく優しい味わい」をコンセプトに醸し、全量無調整(無濾過・無加水)、全量ビン貯蔵を行っております。

とのこと。

「香りよく優しい味わい」楽しみですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すと香りはうっすらパインのような香り。爽やかに香る甘酸味の入り交じる果実香に、思わずにやけてしまいそうな香り。口に含むとややトロリとした飲み口から爽やかに弾けるフレッシュな酸味からクリアーで透き通るような甘旨味。余韻に八反錦らしい苦酸味を感じさせつつややドライにキレて行きます。

いやー、こんな味わいかぁ。生酒らしいフレッシュで爽やかな酸味とクリアーな味わいは確かにジューシーであるもの、余韻のドライ感がどうしても残ってしまう感じ。少し温度があがるとジューシーさは薄れるとともにドライな感じも弱くなり、これはこれで好みかも。余韻前後の八反錦らしい複雑味のある味わいが感じられます。

2日目になると、香りは爽やかな青リンゴやマスカットのような香り。口に含むとトロスッキリとした飲み口からクリアーな甘旨味に程よい苦味。やはりこの余韻は八反独特の味わい。昨日よりも酸味は穏やかになり、少し尖ったような味わいをみせつつも全体的にまろやかさが出てきますね。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるとしたら、おでんや鍋物はもちろんのこと、たこ焼きやお好み焼きなどの粉モノに合わせたいと思いました。

 

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東京都 豊島屋酒造 屋守(おくのかみ)仕込み十三号 純米吟醸 無調整生酒

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

原料米 広島県産八反錦100%

精米歩合 麹米50%  掛米50%

アルコール度 16度

日本酒度 +2.5

酸度 1.3

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裏ラベルのヤモリが可愛いですね。お初銘柄「屋守(おくのかみ)」食中酒として良い味わいですね。また機会があれば頂きたいと思います。

どうもごちそうさまでした。