青森県田酒純米酒67 美山錦　～スッキリ爽やか田酒新境地～

2020年5月27日2020年6月3日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。私の住む地域では今週ようやく緊急事態宣言が解除されました。このまま無事に収束に向かっていけばいいな、と思います。

さて、本日の一本はこちら

青森県「田酒純米酒67 美山錦」です。こちらは、そこそそこ行く酒屋さんで購入してきました。田酒はそこそこ飲んでいるのですが、田酒の美山錦はこのブログでは初ですね。前回は桜ラベルを頂いていました。今回のこの田酒は美山錦を67%に磨きで仕上げた一本。なんでも、この67%はチャレンジヒルクライム岩木山のカーブ数にかけているそうな。昨年は美山錦、秋田酒こまち、華吹雪の３本セットで販売されていましたが、今年はレース中止の為か、今月から随時販売していくそうです。

では、さっそくいただきましょう。

香りは穏やか。ややほんのりと爽やかなお米の香り。口に含むとややスッキリとした軽快な飲み口から綺麗な甘酸味が軽やかにじんわりと広がります。余韻にややドライでクリアーさを感じさせ、スッキリとした苦酸味でスッと消えていきます。けっこう軽めな印象ですね。ドライでスッキリだけど、西田酒造×美山錦×純米酒という新たな味わいは面白いですね。少し飲み進めると香りにほんのりとマスカットのような香りも。味わいにややトロピカルでクリアーさも感じさせ、これはスイスイとイケちゃう味わいですね。うーん、これはちょっと面白いですね。まさに田酒の新境地を感じさせる味わい。

２日目になると香りは穏やかながら、やや爽やかな感じ。口に含むとトロスッキリとした飲み口から爽やかにミネラル感を感じさせ、じんわりまろやかな甘旨味が程よく広がり、余韻にスッキリとドライなキレで〆ていきます。昨日よりもまろやかさや旨味も程よく感じられていいですね。昨日はけっこうライトな印象だったのですが、２日目の方が田酒っぽさを感じさせますね。特に余韻のキレの味わいはまさに田酒さを感じさせます。

もしこの日本酒に何か食べ合わせるかとしたら、焼き鳥のねぎまや塩やサバの塩焼きなんかと食べ合わせてみたいかなと思いました。