福島県 宮泉銘醸 冩楽 純米吟醸 おりがらみ H30BY生酒 ～一杯目はご用心～
みなさま今晩は。本日は月末の金曜日プレミアムフライデーですね。そして今年も残すところあと一ヶ月となりましたね。世間ではそろそろ忘年会シーズンに突入でしょうか。
そんな忘年会シーズンに突入するかいなかの11月最後の日にいただく一杯がこちら
「宮泉銘醸 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 生酒」です。
このブログでもしばし登場している冩楽ですが、生酒は初めてです。
では、さっそくいただきましょう
グラスを回すとキュウイやレモンのような柑橘系の香。
口に含むと程よい酸味と大きな苦みと渋味。
「あれ？冩楽の生酒ってこんなに苦みや渋味が強いのかな？」と感じたのが一杯目の第一印象でした。イメージとしてはグレープフルーツを頬張っている感じです。
しかしこのようなことは特に新酒・生酒では感じられることで、開けたての一杯目はどうしても「落ち着かない味わい」に感じられることもままあったりもします。
続いて二杯目以降は、香りは爽やかなバナナのような香り。口に含むとスッキリとした飲み口から、ピチピチとした酸味と大きな甘旨みと余韻に程よい苦みと渋味。
たとえるなら「ピチピチフレッシュ＆ジューシー＆ドライ」
冩楽らしい甘酸味と新酒らしいフレッシュさとキレのよい後味。嫌みのないクールな味わいでスッキリ感の中に仄かに感じるお米の旨味。
もしこの日本酒に何か食べ合わせるか考えたところ、マグロや鯛などのお刺身を合わせたいと思いました。
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福島県 宮泉銘醸 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 生酒
アルコール分 16度
原材料名 米（国産）米麹（国産米）
精米歩合 50%
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今年もいくつか冩楽を飲みましたが、これはやはり生酒あってピチピチでフレッシュですね。そして意外なほどドライで切れが良いですね。しかし今年飲んだ冩楽の中では「夏吟うすにごり」の方が、個人的には穏やかでかつ甘旨酸味が整っていて美味しかった印象です。
最近飲んだ新酒で単純に有名銘柄の純米吟醸スペックで甘旨味だけで比べると
花陽浴 無濾過生原酒 (美山錦) > 鳳凰美田 初しぼり(五百万石) > 冩楽 おりがらみ(五百万石)
な感じでした。
花陽浴 美山錦は若干味わいがぶれる面もあるもこの中では一番甘旨味が強かった感じです。鳳凰美田 初しぼりは甘旨酸味と一番バランスがとれていたように感じます。そしてこの冩楽 おりがらみは 甘旨味というよりもドライでスッキリ感が強いお酒のように感じられます。
今回は冩楽 生酒という火入れとは又違う新たな一面を感じられました。また今後も新たな味わいを楽しみにしたいと思います。
どうもごちそうさまでした。