奈良県 風の森 ALPHA TYPE1 夏の夜空
皆様こんばんは。週末の土曜日いかがお過ごしでしょうか。
私は日中、野菜の直売所へ野菜を購入し、その後酒屋さん巡りをしてきました。
さて、本日の一献は、奈良県にある油長酒造の 「風の森 ALPHA TYPE 1夏の夜空」です。
ここ数年日本酒を飲み始めた方なら一度は飲んだことや見たことがあるかもしれません。
逆に昔から日本酒を愛飲していた方はもしかしたらあまり聞き覚えがないかもしれません。
そう、この風の森と言えば「純米 無濾過 無加水 生酒」の造りで有名な酒蔵です。
では、さっそく頂きましょう。
グラスを回すと洋なしやバナナのような甘いフルーツの香りがします。これは美味しそうな香りですね。
続いて口に含むと、滑らかな舌触りから酸味が舌の上で弾け、お米の甘旨みがバランス良く口の中に広がります。お米は秋津穂でスッキリとした繊細で美しい味わいが感じられます。たぶん一般的には「ジューシーで甘くて美味しい！」といった表現になるのでしょうか。
このお酒単体でもグイグイとイケてしまうのですが、あえてこのお酒に何か食べ合わせるとしたら、私は「酢の物」や「白身魚の昆布締め」などを合わせると良いのではと感じました。
ALPHA風の森とは
従来の風の森野枠を越えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の可能性を追求します。
”夏の夜空”は通常のTYPE1よりアルコール度数を更に低めに設計し、一層飲みやすい12%といたしました。洋梨やラムネのような爽やかな香りで瑞々しい口当たりです。秋津穂米由来の甘みと、酵母が紡ぎ出す綺麗な酸味のバランスをお楽しみいただけます。ボトルには風の森峠の南方に大きく輝くさそり座をデザインいたしました。
裏ラベルより引用
これのすごいところはやはり、加水をせずに12%と低めのアルコール度数に設計したことと、それでいて爽やかな酸味とお米の甘旨みの調和のとれたバランスかと思います。しかもこれの精米歩合が65%と純米酒クラスなのも驚きです。
スペック
油長酒造 風の森 ALPHA TYPE1 夏の夜空
原材料名 米(国産)米麹(国産米) 契約栽培米 奈良県産秋津穂100%使用
精米歩合 65%
アルコール分 12%
仕込水 超硬水 金剛葛城山系深層地下水 硬度 214mg/L
この「風の森 ALPHA TYPE1」は低アルコールで非常に飲みやすく、あまり日本酒になじみのない方もいけるかと思います。しかし如何せん販売店が限られており、また人気のある日本酒なので、見かけ次第購入してみても良いかと思われます。また販売価格も税込み\1300円以下という、驚異のをコストパフォーマンス実現しております。ちなみに昨日の田酒 特別純米 4合瓶も定価購入ならば1400円以下という素晴らしいコストパフォーマンスのお酒です。価格に関係なく美味しいお酒は美味しいですよね。