奈良県 風の森 Come Again 2019BY ~Come Again…and AGAIN!~

みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。東京都ではようやく休業要請解除のステップ3に移行しましたね。それにより居酒屋さんなどでは午前0時まで酒類の提供ができるようになりましたね。本日自宅で飲み始める前に街中をジョギングしてきたのですが、先週よりも居酒屋さんには人が入っている様子でした。

さて、本日の一本はこちら

奈良県 風の森 Come Again  です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。なんでも5000本限定の一本。事前予約限定品なので、多分店頭ではお目にかかれない一本かと思います。風の森はそこそこ、このブログで取り上げているのですが、秋津穂は昨年65%を頂いていますね。今回は風の森 Come Againとして磨き60%でAlc15度で栽培者辻本博司氏の奈良県宇陀産の秋津穂を100%使用している一本です。

風の森はけっこう好みな味わいなので、今回のこの限定酒も楽しみです。前回いただいた雄町は、かなりフルーティーかつジューシーな味わいでした。今回は秋津穂60%です、

では、さっそくいただきましょう。

香りは爽やかな洋梨や仄かに青リンゴっぽさも。口に含むとややトロリとした飲み口からフレッシュな酸味が広がり、クリアーなミネラル感のある甘旨味とトロッとしたエキス感。余韻にスッキリとシャープで軽快な苦酸味で柔らかくフェードアウト。風の森らしくジューシーで軽快でいてアルコール度数も低く飲みやすいですね。含み香に洋梨やメロンやバナナのような果実味溢れるフルーティーさやラムネのようなややドライな甘酸味。アルコール分15度だけあってスイスイと飲み進められますね。

2日目になると昨日よりも穏やかにやや洋梨っぽい香り。口に含むとジューシーでラムネ感ある酸味はやや弱まり、まろやかな甘味がでてきます。余韻は弱い苦酸味もほどほどにピリリと舌にやや辛さを感じさせスッキリとキレます。クリアーでミネラリーさもあり、爽やかな酸味をベースにまろやかな甘さと余韻のドライなキレの良さが絶妙ですね。

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奈良県 風の森 Come Again

原材料名 米(国産)米麹(国産米)奈良県宇陀産 秋津穂 100%使用

栽培者 辻本博司

アルコール分 15度

精米歩合 60%

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いやー風の森らしくジューシーで飲みやすい一本でした。ちょっと気を許すと一晩で軽く飲み干してしまうような味わいです(^^;)

裏ラベルには

その時が来たら。
お客様に日本酒のあるところに帰ってきて欲しい。
日本酒との出会いの場である、酒屋さんや飲食店さんに
何度も、何度も訪れて欲しい。という思いを込めて。

とあります。

うーん、重い言葉だなと感じながらも日本酒を飲む方だったらきっと自然に足は向くかな、なんて思ったりもします。(もちろんコンセプトやプロモーションの表出はとても大切ですけどね。)

実はふと感じたのですが、このお酒を売り出している酒販店さんのHPを見ると軒並みアルコール分は14度で提示されています。購入したこのお酒のアルコール分を見ると15度となっています。たかが1%の違いですが果たしてこの違いは何なのでしょうかね?元々14度で売り出す予定だったのが、何かの都合で15度になったのか、はたまたラベルの誤記載だったとか?(んなわきゃないか)

といった些末な疑問はさておき、この「Come Again」というネーミングを聞いてこちらのメロディーを思い浮かべた30~40代の方は少なくないと思います。

そしてせっかくの週末なのでcome again…and AGAIN!

旨い酒と懐かしくも心地よいメロディーに酔いしれる週末のひとときも酔いものですね。

どうもごちそうさまでした。