佐賀県 光栄菊 白月 2020BY ～より軽快に爽やかに～
みなさまこんばんは。週末の金曜日いかがお過ごしでしょうか。４月も折り返しとなりましたね。私の住む地域では明日はせっかくの土曜日ですが雨予報です。
さて、本日の一本はこちら
佐賀県 「光栄菊 白月 無濾過生原酒」 です。こちらは昨年も頂いていますね。光栄菊は先月Anastasia Greenを頂いています。
昨年はスッキリとかなり軽快な印象でしたが、今年はどうでしょうか。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、爽やかなヨーグルトや乳酸チックな香り。口に含むと、トロスッキリとした飲み口から、フレッシュで爽やかな酸味に滑らかながもフラットにスッと広がる甘旨味。余韻はやや複雑味を感じさせつつ軽快な苦酸味でスッとナチュラルにフェードアウト。少し硬めなニュアンスと余韻の複雑味が気になるものの、滑らかな甘旨味と爽やかな酸味のバランスがいいですね。
２日目になると香りはヨーグルトやヤク〇トのような甘乳酸チック。口に含むとややトロスッキリとした飲み口からフレッシュな酸味に滑らかでまろやかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味と若干のえぐみと複雑味を感じさせでキレていきます。
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佐賀県 光栄菊 白月 無濾過生原酒
原材料名 : 米（国産）米麹（国産米）
アルコール分 : 12度
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昨年は裏ラベルに使用米として神力100%と印字されていたのですが、今年は印字されておらず、特約店のサイトを見ると、今年は熊本県産の神力と富山県産の雄山錦で醸しているようですね。（ちなみに精米歩合は58%みたいですね）
いやぁ、それにしても無濾過生原酒で昨年はAlcが13度だったのですが今年は12度とより軽快さを追求してきていますね。お酒好きなら間違いなく、一晩で開けてしまう軽快な旨味の乳酸系飲料。シチュエーション的には初夏のモーニングからビーチサイトやプールサイトで頂きたいですかね。
どうもごちそうさまでした。
追記：この今年の光栄菊 白月の香りがどうも気になったので、ちょっと酒屋さんに聞いてみたところ、蔵元でできたての際は問題がなかったが、輸送途中にピルビン酸が発生してこのような香りになってしまったとのこと。無濾過生原酒でALC12度というチャレンジングさが生み出してしまった結果ですかね。