山形県山形正宗純米吟醸うすにごり～うすにごりのバランス感～

2022年1月12日

みなさまこんばんは。週の真ん中水曜日いかがお過ごしでしょうか。お正月も終わり仕事モードに入る中、先週末久々にちょこっと高尾山付近のお山をぐるりとしてきました。

お山へ入る前から空には分厚い雲がかかっていて、高尾山山頂でも雲が取れず、丹沢山塊は分厚い雲のお冠をかぶっていました。

そのままちょこっと縦走し小仏城山へ。

この日は結局城山ダムの駐車場から高尾山口駅に抜け６号路を上がり、高尾山山頂から小仏城山へ行き、大垂水峠を経由し南高尾山稜を通り抜けて戻ってきました。およそ20kmの行程でしたが、若干足の鈍りを感じつつもリフレッシュすることができました。

さて、そんな今年初の山行を終えた週に頂いている一本はこちら

「山形正宗純米吟醸うすにごり生酒」です。こちらはそこそこ行く酒屋さんで購入してきました。こちらは昨年も購入した記憶があるのですが、なぜだか記事にしておらず、昨年の山形正宗の直汲み雄町の記事を見たら、友人と飲みながら飲み干してしまったようですね。

では、さっそくいただきましょう。

グラスをまわすとほんわりとお米の蒸れたような薄甘やかな香り。口に含むと、ややトロリとした飲み口から、フレッシュにやや瑞々しさを感じさせつつも、重心のとれたようなバランスの良さ。余韻はスッキリと軽快な苦酸味で程よく切れていきます。滑らかでバランスいいですね～。余韻にどことなくカルピスのような甘爽やかさも。

今夜はアジのたたきと頂いてます。

お！意外とイケますね！いや、こりゃけっこういいですね～。新鮮で弾力があり、やや淡泊ながらもうま味を感じさせるアジのたたきをフレッシュな旨味を感じさせ押し流してくれます。

２日目になると、香りはうっすらとメロンぽさも。口に含むとややトロリとした飲み口から、ややあっさりとした味わい。余韻はスッキリとした苦味でやや長めにキレていきます。滓が絡んでくるとやや甘旨味の幅が広がります。いやぁ絶妙に旨いですね。この突出していない爽やかなバランスはお見事ですね。こう、シンプルに甘味が強かったり酸味が強いわけではなく、バランス感のあるフレッシュさ。最後の方になると滓の甘旨酸味がメインになり、お米の旨味を感じさせるまったりメローな甘旨酸味のジューシーさに。