長野県 小布施ワイナリー ソガペールエフィス ヌメロシス 2022 ～春のSAKE～
みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。私の住む地域では午前中やや曇りがかっていたのですが午後から日差しが出てきた感じでした。日中はドライブに出かけたのですが新緑が美しかったですね。山々が新緑に染まり心地の良い季節になってきました。
さて、そんな新緑心地よい４月の下旬に頂いている本日の一本はこちら
「ソガ ペール エ フィス ヌメロシス 2022 」マグナムボトルのノーマルロットです。今年はもういいかな、って思ってたソガペ。まぁ購入制限が出たりと年々人気に拍車が掛かってきた感じで、もう無理に買うこともないかなと。そんな感じだったんですが、そこはなかなか許してはくれませんね。年１で行く酒屋さんに今月上旬顔を出したら、普通にリーチンに置いてあったのでこれも何かの縁といことで購入してきました。
たぶん、ヌメロシスのノーマルロットでマグナムボトルは初めてじゃないかな。一昨年ドメーヌイケダロットでマグナムは頂いていますね。
では、さっそくいただきましょう。
グラスを回すと、スッと穏やかに清廉な青々しさ。口に含むと、柔らかな口当たりからサッとクリアーにフラットなバランス感良く広がる甘旨味。余韻はスッキリとした苦酸味で程よくキレていきます。ん～清いっすね。潔いほどのクリアーな清らかさ。タッチの柔らかさにクリアーな舌触り、お米の旨味もしっかりと感じさせ余韻の嫌みのない苦味のキレ。酸味は程ほどに穏やかながら余韻に掛けて繊細に心地よく感じさせてきます。２～３杯程飲み進めていくと程よく甘味も顔を出してきます。
アテはブリーチーズといただきます。
ううーん、いやいやうんまいね。コクのあるブリーチーズに寄り添うようなソガペの旨味。ただ少し、もう少しだけソガペの旨味が乗った方がより美味しく頂けそうですね。ブリーチーズといただくなら初日よりもあと数日したほうが良さそうですね。
２日目になると香りは穏やかにうっすらと繊細なミルキーさ。口に含むと、ややトロリとした飲み口から柔らかに広がる甘旨味。余韻はスッと繊細な苦辛酸味で程よくキレていきます。若々しく青々しいフレッシュさを残しつつも、柔らかに旨味が膨らみ余韻はややシャープにキレて行く様相。飲む人によっちゃいわゆる辛口に感じるかもしれない味わいですね。しかしこの旨味の膨らみ具合からのシャープなキレ味。見事なバランス感ですね。今日はブリのお刺身と頂いていますが良く合いますね。ローストビーフなんかも食べたくなりますね。
３日目になると香りは穏やかにスッと繊細な爽やかさ。口に含むと、柔らかな口当たりからクリアーにバランス良く膨らむ甘旨味。余韻はスッとややシャープ＆ナチュラルにキレていきます。あぁ～いいすね～。旨味が乗ってきた感じで素直に美味しいですね。こう、何だろスマートな生酛感っていうのかな。安易に酸味を出さない爽やかさとクリアーさ。生酛由来の旨味を爽やかに。まさに春のSAKEですね。
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小布施ワイナリー ソガ ペール エ フィス ヌメロシス サケ エロティック 2022
原材料名 : 米.米麹 2022年収穫長野県産美山錦100%使用
精米歩合 : 59%
アルコール分 : 16%
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久々に頂いたヌメロシスのノーマルロット、ソガペって正直こんな味わいだったかな？って疑問に思いながら飲んでいたのですが、今年はたまたまこんな感じの味わいになったのか、はたまた昨今の低アルジューシーな味わいの日本酒のアンチテーゼとして醸してきたのかわかりませんが、このスマートでクリアーな生酛は見事ですね。まさに春のSAKEとして春風を感じながら頂きたい一本ですね。
どうもごちそうさまでした。