島根県 天穏 無窮天穏 天雲 R4BY ~心穏やかになる味わい~

みなさまこんばんは。週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。いや夏ですね。私の住む地域はこの週末雲一つ無い真夏の青空が広がっていました。あまりにも暑かったので私は山の中にあるプールで一泳ぎしてきました。

さて、そんな雲一つ無い週末に頂いている一本がこちら

「無窮天穏 天雲」です。こちらは時々行く酒屋さんで購入してきました。店主さんに「何か新しいのありますか?」と尋ねたら、「これ良いっすよ」とお勧めされた一本です。天穏は久しぶりですね。天穏は昨年「春の月」を頂いていますね。無窮天穏を記事にするのは初めてかな。無窮天穏はいつだったかの年末にたらたらと、飲んでいたっけかな。

では、さっそくいただきましょう。

グラスを回すとうっすら柑橘っぽさにエステルっぽさ。口に含むとややトロリとした飲み口からややシャープに艶やかな甘旨味。余韻はスッキリとした苦渋味で程よくキレていきます。いやぁ滋味深いですねぇ。涼冷えから常温くらいでいただいていますが、艶やかさに若干まろやかなニュアンスも。余韻の軽快な渋味がこれまた魅力的ですね。単にドライな感じでは無くまろやかな渋味の切れ味。多分加水してあると思うんですが、13度らしい軽薄さはあまり感じさせずにややボディ感を感じさせつつもスルスルと飲ませてくれます。酒器をワイングラスから蛇の目のお猪口に変えて頂いくとより口当たりがまろやかに感じさせてくれます。

カツオのお刺身といただきます。

おうぅ!新鮮なカツオのお刺身と良く合いますねぇ。いやぁすごいっすね。カツオの旨味を邪魔をしないのはもちろんのこと自然に味わいを下支えしつつもその旨さを引き立ててくれますね。

2日目になると香りは穏やか。口に含むと柔らかな口当たりからまろやかに透き通るような甘旨味。余韻はスッキリとやや軽快な苦渋味でキレていきます。含み香にどことなく柑橘っぽい爽やかさも。

本日は土用の丑。藤沢にある養鰻場で買ってきた鰻の蒲焼きといただきます。

いやぁ~。こりゃ旨いっすね~!鰻の味が濃いめなのでお酒に気持ちボリューム感がほしいかな。

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無窮天穏 天雲 令和4年度醸造

原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)

原料米 : 奥出雲産改良雄町100%

精米歩合 : 60%

酵母 : 無添加

アルコール分 : 13度

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天雲いいですね。このお酒を飲んでいると味わい云々というよりも唯々時の流れに身を任せ、静かな夜空を眺めらがらいつまでも穏やかに過ごしていたい気持ちにさせてくれます。世界情勢中心に社会は混沌としていますが明るさと穏やかさを持ちつつ前向きに進んでいきたいですね。

どうもごちそうさまでした。